記録としては、吾妻鏡にしか出てこない人なんですが、吉川英治の短編「靜御前」もおおむね、吾妻鏡の記述にそって語られています。白拍子であったということですが、平安時代末期からおこった歌舞の一つで、平家物語にも登場。本来は男女問わず舞われたもので、男性の白拍子もいました。
平清盛に愛された祇王、仏御前などもいますが、貴族屋敷に出入りすることも多かったので、遊女でありながら見識の高い人がたくさんいました。でも、三人とも最後が悲しい。静御前のその後も、伝説はあれこれ存在するんですが、記録としては何も残っていないのです。
■日本名婦伝シリーズ
①細川ガラシャ夫人
https://youtu.be/HKDKYdCYB90
②静御前
https://youtu.be/8KBhYYi2270
③太閤夫人
https://youtu.be/bndnWNjvmtA
④大楠公夫人
⑤小野寺十内の妻
⑥谷干城夫人
■静御前 目次
0:00 一
2:35 二
8:27 三
10:42 四
13:31 五
17:03 六
19:30 七
24:40 八
29:12 九
34:00 十
37:07 十一
45:01 十二