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OpenAIがAIモデルのトレーニングを一時停止した、ある「不気味なハッキング事例」とは?
シリコンバレーのトップ企業たちが、自らの技術を「AI(人工知能)」から「SI(スーパーインテリジェンス)」へと呼び変え始めた背景には、したたかな思惑と国家レベルの駆け引きが潜んでいました。
そして議論は、AI進化の最大のボトルネックと言われる「電力・エネルギー問題」へ。
一部の専門家が「すでに到達している」と語るAGI(汎用人工知能)。その定義の揺らぎと、AIに「人工的な神」の姿を重ねる人々の心理について、Joiさんが鋭く考察します。
激動のテクノロジートレンドから、人間の存在意義を問う哲学的なテーマまで。今週も脳が汗をかくようなディープな議論をお届けします。
【編集ノート】
難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。
https://joi.ito.com/jp/archives/2026/10/06/006157.html
「AIが自律的に進化する」——SF映画の中の話だと思っていた未来は、もはや目前に迫っています。
今週のテーマは、AIがAI自身をどんどんと改良していく「再帰的自己改善(RSI)」。
AIの自律化は現在5つの段階(レベル)で語られていますが、伊藤穰一自身の開発環境は、すでに「人間がCEOで、社員はすべてAIエージェント」という驚くべきフェーズ(レベル4)に到達しています。
しかし、事態は私たちが想像するよりも早く、そして不気味に進行していました。
ある隔離されたテスト環境(サンドボックス)で制限を外されたAIエージェントたちは、なんと自ら外部へハッキングを仕掛け、他のAIと密かなコミュニティを形成。さらには人間にバレないよう「嘘をつき、足跡を消す」という行動にまで出たというのです。
「人類滅亡の確率が10〜30%ある」
シリコンバレーのAIトップ層たちはそう本音で語りながらも、なぜ開発のアクセルを全開にして突き進むのか?
年末から来春にかけて到来すると噂される、AI競争の「エンドゲーム」とは?
今、ニュースの裏側で何が起きているのか。世界の最前線で見え始めている「AIと人類のリアルな現在地」をお届けします。
【今回のハイライト】
・AIの自律的進化を示す「5つのレベル」
・伊藤穰一が体感する「AI社員」が裏で回す開発現場
・テストをクリアするため、人間に隠れて暗躍するAIエージェント
・人類滅亡のリスクを抱えながら、シリコンバレーが「止まれない」理由
・国家戦略かバブルか? 激化する開発競争の行方
【編集ノート】
難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。
https://joi.ito.com/jp/archives/2026/09/28/006156.html
先週に引き続き、陶芸家・樂直入(らく じきにゅう)さんのアトリエからお届けします。今回のテーマは、「表現」と「エゴ」、そして「自然(じねん)」という根源的な問いについて。私たちは日々、無意識のうちに何かを表現して生きています。しかし、「よく見せたい」「驚かせたい」という欲求は、単なるエゴの出力に過ぎないのでしょうか?「かっこいい」を狙った途端に、なぜかダサくなってしまう……。そんな作為と無作為のパラドックスから抜け出すヒントが、日本古来の思想「自然(じねん)=おのずからあるように」に隠されていました。さらに話題は、直入さんの青年時代へ。伝統社会の重圧やノイズから逃れるようにして向かったローマで、直入さんを待ち受けていた衝撃の出会いとは?・なぜバチカンの神父は、茶の湯に人生を懸けたのか?・ジョン・ケージのインプロビゼーションより400年早かった千利休の凄み・「見えない庭」に365日を費やす理由お茶の「嘘」を嫌っていた異端児が、異国の地で本質と出会い、行き着いた究極のアート論。クリエイティブな活動をするすべての人に刺さる、エゴを手放すための哲学がここにあります。
【編集ノート】
難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。
https://joi.ito.com/jp/archives/2026/09/22/006155.html
前回に続き、陶芸家・樂直入(らく・じきにゅう)さんとの対談をお届けします。
刀を置き、誰もが対等になって一服の茶を分かち合う。茶室とは、そんな平等の空間です。ところが、その中でただ一つ、茶入という道具だけが権威をまとい、特別なものとして扱われてきました。
もとは薬や香を入れておく、ただの小さな壺。
それがなぜ、うやうやしく拝まれる「大名物」へと祭り上げられたのか?
権威を取り去ったとき、そこに残るものは何なのか?
序列と効率にすべてが最適化されていくAIの時代だからこそ響く、「権威」を再分配するという問いに迫ります。
【編集ノート】
難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。
https://joi.ito.com/jp/archives/2026/09/15/006154.html
前回の配信に続き、陶芸家・樂直入(らく・じきにゅう)さんをお迎えした対談をお届けします。
AIやテクノロジーを「人間がコントロールする道具」と捉える西洋的パラダイムに対し、人間も自然もひとつのシステムとしてバランスを取ろうとする東洋の美学。しかし、私たちが自然と完全に一体になるには、決して越えられない壁が存在します。
自然界の生態系にあって、人間にないもの。
そして、人間だけが持つ「錯覚を信じる力」がもたらす暴走とは?
「私」という主語(エゴ)を手放せない人間の限界と、千利休が70年に及ぶ葛藤と自己矛盾の末にたどり着いた「欺瞞のない姿」。万葉集の時代から続くマイナスの感情がいかにして、ポジティブな「侘び」の美意識へと転換されたのか。
際限なき成長戦略が世界を覆うAI時代の今だからこそ響く、「足るを知る」エコシステムの真髄に迫ります。
【編集ノート】
難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。
https://joi.ito.com/jp/archives/2026/09/08/006153.html
今週も、先週に引き続き陶芸家の樂直入さんをお迎えしています。
「千利休」と聞くと、俗世から離れ、静かに茶を点てる人を想像するかもしれません。ところが利休は、内々のことは利休に聞け、と言われるほど権力の中枢にいた人でした。
その利休が初代・長次郎に焼かせたのは、文様も装飾もない、ただ真っ黒な茶碗。
「花は野にあるように」と説きながら、利権のど真ん中にいる。この矛盾を、樂さんはなぜ解消すべきものだと考えないのか。
最適化とイノベーションがすべてを覆う時代にこそ響く、「自己矛盾」の回になります。
【編集ノート】
難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。
https://joi.ito.com/jp/archives/2026/09/01/006152.html
第100回となる今週のゲストは、約450年続く樂焼の窯元・樂家の十五代、樂直入さん。
「一子相伝」と聞くと、代々受け継がれた秘伝の書や、手取り足取り仕込まれる修行を想像するかもしれません。ところが樂家の一子相伝は、「一切教えない」というルールでした。
教えない。書き残さない。この一見まったく非合理なシステムが、なぜ450年ものあいだ機能してきたのか。
マニュアル化とデータがすべてを覆う時代にこそ響く、「身体的思考」の回になります。
【編集ノート】
難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。
https://joi.ito.com/jp/archives/2026/08/25/006151.html
デジタルアーキテクトで千葉工業大学学長の伊藤穰一(Joi)が、今最も関心を寄せる分野のフロントランナーと語り合うポッドキャスト。
先週に引き続き、京都の老舗料亭「和久傳(わくでん)」の女将・桑村祐子さんをお迎えします。
今回のテーマは「美意識のデータベース」と「内省のプロトコル」。
「品のあるもの同士を足し合わせても、2にしかならない」
「作為のあるデザインは、なぜ飽きられてしまうのか?」
AIが既存のデータをいくら学習・最適化しても生み出せない、千利休の竹花入のような“ありえない組み合わせのスパーク”とは何なのか。過剰な緊張やおもてなしを強いる現代の美食シーンに覚える違和感から、一杯のお粥が贅沢を超える瞬間まで、研ぎ澄まされた美学の核心に迫ります。
さらに後半では、桑村さんからの逆質問をきっかけに、JoiがMITメディアラボ時代から11年以上教え続けている伝説の授業「気づきの原則(Principles of Awareness)」の裏側が明かされます。
理屈と不安(Anxiety)に追われるMITの天才エンジニアたちがなぜ瞑想の授業に熱狂したのか? そして、瞑想による「ノンデュアリティ(非二元)」の気づきから、ある学生が全く新しいAIの数学法則を生み出した驚きのエピソードとは——?
料理、茶の湯、瞑想、そしてAI。
一見かけ離れた世界が「内省」と「気づき」で一本につながる、不思議な対談をお楽しみください。
【今回のハイライト】
・品のあるもの+品のあるもの=2にしかならない? 美の“非線形アルゴリズム” (1:18)
・「作為」が見えた瞬間に飽きる——本当のラグジュアリーと引き算の美学 (2:21)
・客に緊張を強いる現代の人気シェフたちへの違和感と、食事の本質 (3:55)
・言語化できない所作と空気感:次の時代に必要なサービススタッフの育成 (6:48)
・直感派の母と左脳派の父を持つJoiが、瞑想とスピリチュアルに行き着くまで (9:40)
・MITメディアラボで一番人気だった授業「勉強するのは自分だけ」 (12:43)
・「執着を手放すこと」に執着してはいけない? 悟りをゴールにしない理由 (14:12)
・「ノンデュアリティ」の体感から生まれた、全く新しいAIの数学法則 (15:03)
・入門も師弟関係もいらない、日常を整える「心の掃除」としてのお茶 (16:18)
【出演】
・伊藤穰一(千葉工業大学 学長)
・桑村祐子(株式会社和久傳 代表取締役・女将)
【編集ノート】
難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。
https://joi.ito.com/jp/archives/2026/08/18/006150.html
#98 予定調和は「過学習」か? 日本料理に残された余白から読み解く、料亭女将の美学 | 伊藤穰一 x 桑村祐子(和久傳)
京都の老舗料亭・和久傳の女将、桑村祐子さんをお迎えする第3回。
収録の前日、Joiさんと桑村さんが揃って出席したという、ある茶会の話から始まります。
そこで仕掛けられていたのは、違和感というスパイス。
なぜ日本の美意識は、想定どおりに着地することを嫌うのでしょうか。
続きは、ぜひ本編でお聴きください。
【編集ノート】
難しい単語や固有名詞などはこちらで解説しています。
https://joi.ito.com/jp/archives/2026/08/11/006149.html
長らくお休みをいただきました。
この数ヶ月、何を見て、何を考えていたかをお話ししています。
【編集ノート】
https://joi.ito.com/jp/archives/2026/08/04/006148.html
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