AIでアプリケーションを作ること自体は、以前に比べて格段に簡単になりました。CursorやClaude Codeなどの登場により、エンジニアでなくてもアイデアを形にし、デプロイまで辿り着くことができる時代になっています。
しかし一方で、実際に業務としてAIを活用しようとすると「途中で回らなくなる」「だんだん動かなくなる」といったケースも少なくありません。
株式会社キャスター代表の中川祥太は、その原因はAIの性能ではなく、AIエージェントの設計にあると語ります。
最近注目されている「エージェンティックエンジニアリング」は、AIが自律的にタスクをこなす新しい開発スタイルとして語られることが増えていますが、本質はまったく新しいものではなく、AIができることが広がった結果、より多くの人がその可能性を使えるようになったという進化の延長線上にあります。
では、AIエージェントを業務で成立させるためには何が必要なのか。
AIに任せる部分とシステムで固定すべき部分の切り分け、そしてAIが動き続ける環境を設計する「エージェントハーネス」という考え方まで、実践的な視点から解説します。
AI時代に価値を生むのは、AIの知識そのものではなく「何を、どう作るのか」という設計力。
企業がAIエージェントを活用していく上でのリアルな課題と、その乗り越え方について語ります。
【今回のトークポイント】
・エージェンティックエンジニアリングの正体
AIが自律的に開発を進める時代において、この概念はどこまで新しいものなのか。
・AI時代に価値を生む「設計力」
アプリを作ることが簡単になった今、人間に求められる役割は何か。
・AIエージェントが破綻する理由
コンテキストの限界や役割の混在など、業務が回らなくなる典型パターンとは。
・エージェントハーネスという考え方
AIが安定して動くために必要な「環境設計」とは何か。
・内製か外注かという企業の選択
AIエージェントの環境設計を社内で担うべきか、外部に任せるべきか。
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▼プロフィール
中川 祥太(株式会社キャスター 代表取締役)
2014年に株式会社キャスターを創業。フルリモートで事業を成長させ、2023年に東証グロース市場へ上場。現在は「創り変える。働くの全てを。」を新ミッションに据え、AIファースト経営のもと、AIアシスタントやAIエージェント開発を推進している。主力のCASTER BIZシリーズ等で累計6,300アカウント以上の支援実績を有する。