岩本さん夫婦の１番の願いは「わが子」を授かること。しかし、その願いは思わぬ方向に進んでいく。

４人兄弟の長女として生まれた稲葉さんは、家族仲良く暮らしていた。その日常は戦争によって変わっていく。

13歳の時、戦争で親元を離れ、学徒動員を経験した山本さん。当時を振り返り、戦争への思いを語る。

幼少期に祖父から原爆の話を何度も聞かされていたので、いつしか聞きたくないものになっていた。時が経ち、祖父の思いを知ることになる。

文房具店を営むＳさんは、息子に大きな期待を掛けていた。しかし、息子が成長するに連れて苦労が増え、商売も手につかなくなり…。

大雨、猛暑に事件事故…。暗いニュースに加えて、娘の就職も決まらず、先の不安が募るばかり。ため息が増えて、家の中に嫌な空気をまき散らしていた。

小学校の向かいに店を構える太田さんは、毎朝、店先と小学校の前の道を掃除している。しかし、ある日突然、教頭先生がどなりこんできた。

バス酔いを心配している小学校６年生の女の子と、友人とのトラブルで学校に行けなくなった中学３年生の女の子、それぞれの物語。

宗教とは縁のなかった、かんべむさし氏が、金光教の信奉者になったきっかけと今を語る。

「金光教のごときは眼中になかった」と語っていた弁護士の善積順蔵師が、金光教の教師になるまでの思いの変化を紹介する。