米農家的ぶっちゃけ話をすれば、今の“米騒動”の一番の原因は、消費者の農家へのリスペクトがなさすぎる事です…言い方変えると、JA全農の取引価格より高い値段で買い取ってくれるトコがあれば、農家はそっちに全振りするだけで、故に農水省でも価格高騰にパニックになってるのです。冷静に一呼吸おいて、このご時世でも“ご飯おかわり無料”ってなってる飲食店は、凡そは提携先の農家から直接買い付けてる事が多く、JAの集荷価格より契約先の方が割高なら、断然そっちの方が収益的に美味しい訳で、更にECサイトを立ち上げて、消費者と直接売買契約した方が実入がいいなら、JAへ納品する量が減るのは当然の流れです。
今の農家の形態が二極化してるのも、ぶっちゃけるとJA以外の販売ルートを持ってる、あるいは、食品加工や販売を独自でやれてるトコと、出荷・販売をJAに丸投げしてて、設備投資や事業拡大ができず、廃業や事業譲渡を考えるトコの差があり、一方でリスクヘッジをどうするかでも差が出てるのです。農業はどこまでも“自然”が相手である以上、そこへの敬意を欠いて論ずるのは、堕落した貧困者の僻みでしかありません。