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https://youtu.be/D6grEBghItU
涙もろくて、人情にあつかったお勝は、数年前から、すっかりごうつくになってしまい、長屋でもけちんぼで有名だった。酒場で、評判をききつけた勇吉は、貯め込んだ銭を狙って、盗人に手を染めるが、忍び込んだところをお勝に見つかって…… 人情に厚い、下町のおっかさんを見事に描ききった山本周五郎の傑作短編! 全文朗読です!◆登場人物紹介お勝……亭主を亡くし一人で子供達を育てている働き者の母。おさん……お勝の長女。勇吉……お勝の家に泥棒に入りそのまま同居することになる。市太……長男。大工。次郎……二男。左官。三郎……三男。魚河岸の才取。さぶ、あぶ、とも呼ばれる七之助……お勝の末っ子。源さん……市太の友人の大工。かみさん……源さんの女房。◆用語集軽子……カルコ・担ぎ人足吝嗇……リンショク・けち厨子……ズシ・仏像などを安置する仏具。正面に両開きの扉がある。ごうつくばり……欲張りで強情なこと地口……ジグチ・ことわざをつかった言葉遊び、「猫に小判→下戸にご飯」憐憫……レンビン・あわれみ才取り……左官職人の、手元(助手)才取り棒から。文銭……ブンセン・文字銭甚六……ジンロク・次男以下にくらべて、のんびり、おひとよしな長男をいうガラッパチ……言葉が粗野で、落ち着きにかけるひと雑役……ザツエキ・こまごました雑多な労役波の花……塩◆「かあちゃん」目次0:00 かあちゃん 主題歌「laid-back edition」4:44 かあちゃん 一13:59 かあちゃん 二25:47 かあちゃん 三38:01 かあちゃん 四50:31 かあちゃん 五1:06:31 かあちゃん 六1:18:36 かあちゃん 主題歌「poprock edition」#山本周五郎 #朗読 #時代小説 #七味春五郎 #主題歌 #かあちゃん #AudioBook■提供 かあちゃん主題歌作成委員会 (巻頭、巻末に付属)作詞七味春五郎[Intro]江戸で馴染みの貧乏長屋五人の子どもを抱えてる【Verse】娘が一人末子は七つ狭い長屋で暮らしてる近所では悪く言われみんなに嫌われても人の世話は決してやめないそんなかあちゃん[Pre-Chorus]かあちゃんの背中は語らない子を負ぶうためのものだから泥棒にも茶碗を差し出し腹を満たせば変わると信じてる[Chorus]飯を食いつめても金を貯め他人の家を借りてやる狭い長屋で脚も伸ばさず暮らしてるそんなかあちゃん[Pre-Chorus]親の悪口は言うな身の皮を剥いでも子になにかしてやるのが親だから[Chorus]貧乏人にも金持ちにも気持ちに変わりはないしてやれることには限りがあるだから親に区別をつけるなそれがかあちゃんの教え[Bridge]遅くまで繕いをしてせっせと銭を貯めてるたまのうどんを喜んで食べる世間ではごうつくばりと言われても[Break]かあちゃんの背中は丸い子どもを負ぶうので丸くなる【Verse】笑い上戸でよく泣きもするその脇には人をいれる懐がある[Pre-Chorus]他人までも受けいれて区別をつけずみんなが自分の子どもだと[Chorus]だから誰も叱る誰も褒める人とともに泣きともに喜ぶ[Post-Chorus]もし生活に疲れたら現在のことは忘れて後ろを向けばいい江戸のかあちゃんの肝っ玉が見えるはず[Bridge]辛いことは他人に見せず嬉しいことは分かち合い笑ってばかりではないけれど人は笑顔にしてあげるそれがかあちゃんの生き方【Verse】縁の前には貧乏人も金持ちもない他生の縁まで含めれば家族でない人はないから[Pre-Chorus]出し惜しみをせずけちもつけず[Chorus]いつだってかけがえのない時だからそれがかあちゃんの生き様どんな時でも求められてるそれがかあちゃん[Outro]その背中は曲がり続ける背負った子どもの数のためいつでも胸で語ってるそれはかあちゃんの物語いつまでも聞こえる物語■AudioBook主題歌チャンネル 歌唱をしている達郎のチャンネルはこちらです。山本周五郎の他、吉川英治、野村胡堂、佐々木味津三の主題歌も配信しています。 https://www.youtube.com/channel/UCZoRlOqwFTAh-K4llWu3n7g
https://youtu.be/D6grEBghItU
涙もろくて、人情にあつかったお勝は、数年前から、すっかりごうつくになってしまい、長屋でもけちんぼで有名だった。酒場で、評判をききつけた勇吉は、貯め込んだ銭を狙って、盗人に手を染めるが、忍び込んだところをお勝に見つかって…… 人情に厚い、下町のおっかさんを見事に描ききった山本周五郎の傑作短編! 全文朗読です!◆登場人物紹介お勝……亭主を亡くし一人で子供達を育てている働き者の母。おさん……お勝の長女。勇吉……お勝の家に泥棒に入りそのまま同居することになる。市太……長男。大工。次郎……二男。左官。三郎……三男。魚河岸の才取。さぶ、あぶ、とも呼ばれる七之助……お勝の末っ子。源さん……市太の友人の大工。かみさん……源さんの女房。◆用語集軽子……カルコ・担ぎ人足吝嗇……リンショク・けち厨子……ズシ・仏像などを安置する仏具。正面に両開きの扉がある。ごうつくばり……欲張りで強情なこと地口……ジグチ・ことわざをつかった言葉遊び、「猫に小判→下戸にご飯」憐憫……レンビン・あわれみ才取り……左官職人の、手元(助手)才取り棒から。文銭……ブンセン・文字銭甚六……ジンロク・次男以下にくらべて、のんびり、おひとよしな長男をいうガラッパチ……言葉が粗野で、落ち着きにかけるひと雑役……ザツエキ・こまごました雑多な労役波の花……塩◆「かあちゃん」目次0:00 かあちゃん 主題歌「laid-back edition」4:44 かあちゃん 一13:59 かあちゃん 二25:47 かあちゃん 三38:01 かあちゃん 四50:31 かあちゃん 五1:06:31 かあちゃん 六1:18:36 かあちゃん 主題歌「poprock edition」#山本周五郎 #朗読 #時代小説 #七味春五郎 #主題歌 #かあちゃん #AudioBook■提供 かあちゃん主題歌作成委員会 (巻頭、巻末に付属)作詞七味春五郎[Intro]江戸で馴染みの貧乏長屋五人の子どもを抱えてる【Verse】娘が一人末子は七つ狭い長屋で暮らしてる近所では悪く言われみんなに嫌われても人の世話は決してやめないそんなかあちゃん[Pre-Chorus]かあちゃんの背中は語らない子を負ぶうためのものだから泥棒にも茶碗を差し出し腹を満たせば変わると信じてる[Chorus]飯を食いつめても金を貯め他人の家を借りてやる狭い長屋で脚も伸ばさず暮らしてるそんなかあちゃん[Pre-Chorus]親の悪口は言うな身の皮を剥いでも子になにかしてやるのが親だから[Chorus]貧乏人にも金持ちにも気持ちに変わりはないしてやれることには限りがあるだから親に区別をつけるなそれがかあちゃんの教え[Bridge]遅くまで繕いをしてせっせと銭を貯めてるたまのうどんを喜んで食べる世間ではごうつくばりと言われても[Break]かあちゃんの背中は丸い子どもを負ぶうので丸くなる【Verse】笑い上戸でよく泣きもするその脇には人をいれる懐がある[Pre-Chorus]他人までも受けいれて区別をつけずみんなが自分の子どもだと[Chorus]だから誰も叱る誰も褒める人とともに泣きともに喜ぶ[Post-Chorus]もし生活に疲れたら現在のことは忘れて後ろを向けばいい江戸のかあちゃんの肝っ玉が見えるはず[Bridge]辛いことは他人に見せず嬉しいことは分かち合い笑ってばかりではないけれど人は笑顔にしてあげるそれがかあちゃんの生き方【Verse】縁の前には貧乏人も金持ちもない他生の縁まで含めれば家族でない人はないから[Pre-Chorus]出し惜しみをせずけちもつけず[Chorus]いつだってかけがえのない時だからそれがかあちゃんの生き様どんな時でも求められてるそれがかあちゃん[Outro]その背中は曲がり続ける背負った子どもの数のためいつでも胸で語ってるそれはかあちゃんの物語いつまでも聞こえる物語■AudioBook主題歌チャンネル 歌唱をしている達郎のチャンネルはこちらです。山本周五郎の他、吉川英治、野村胡堂、佐々木味津三の主題歌も配信しています。 https://www.youtube.com/channel/UCZoRlOqwFTAh-K4llWu3n7g
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