Leonの25周年デビュー記念日となる3月15日に、PURE-Jが板橋グリーンホールにて記念大会を開催。『獅子道』と銘打たれた今大会は、Leonのキャリアと同じ25歳の久令愛がマーベラスのMariaと初対決、AKARIの強い要望により笹村あやめが初参戦を果たしての一騎打ちなど、普段と異なるカード編成で行なわれた。 Leonの同期で最高のライバル&パートナーである米山香織も他団体での試合を終えて駆けつけ、Leonと5分間のエキシビションマッチを敢行。開始早々に丸め込みでの秒殺を狙う米山に、Leonは「私の25周年、空気読め!」と叱責。米山はレフェリーのボリショイとともにLeonにチョップ25発を叩き込むと、「25年分の思い出を語り合いながら殴り合いたい!」と、オーディションに落ちたり団体を逃げたりしたエピソードを暴露しながらエルボーを応酬する。あっという間の5分が終わると、Leonは「なんで昔のことバラすの! でもやっぱり私の25周年には米山は絶対、対角にいてほしかったし…! 米ちゃんがいなければ、こうやって続けられていないかもしれないです。今日は忙しい中、駆けつけてくれてホントにありがとう!」と感謝を述べ、「最近組めてないから、4月5日の板橋で久々にタッグ組まない!?」と呼びかけると、米山も快諾する。 メインイベントはLeonの25周年記念試合として、若手時代にジュニア王座を懸けて闘った桜花由美とのタッグでAKINO&中森華子と激突。AKINOの合図によりセコンド陣もリングに上がってLeonへお祝いのトレイン攻撃を繰り出すと、パートナーの桜花もビッグブーツを叩き込む。AKINOとLeonによるnoki-Anバックブリーカーを狙う攻防などで会場を大いに沸かせると、最後はLeonがスピアーからエアレイド・クラッシュにつないで中森を仕留め、25周年を自身の勝利で飾ってみせた。 マイクを持ったLeonは「まさか自分が25年間…四半世紀の間、大好きなプロレスを続けられているのは応援してくださっている皆様のおかげですし、ボリショイさん・日向(あずみ)さんはじめ後輩たち…本当に皆さんのおかげで私はプロレスラーで居続けられます。今日は3月15日、サイコー(315)なついたちになりました!」と笑顔を見せ、出場選手による記念写真に収まった。