30日に開催された堀田祐美子の『T-HEARTS』による新宿FACE大会。ダブルメインイベントの2試合目でT-HEARTS所属の『しゃあ』と叶ミクが対角に立ち、女子プロレス界の第一線で闘うトップ選手とそれぞれトリオを結成しての6人タッグマッチが行なわれた。大会のオープニング映像で、しゃあはこの日から本名の豊田紗也夏(さやか)として闘うことが発表され、コスチュームも黒×ピンクに一新。パイプイスを手にDASH・チサコ、VENYとともに荒々しいヒールファイトを展開していく。一方、Sareeeと橋本千紘をバックに必死に技を繰り出していく叶ミクだがチサコに捕まり、ダイビング・フットスタンプからのホルモン・スプラッシュに力尽きた。 マイクを持ったチサコは会場のファンに、「ミクがやられて可哀想だと思ったヤツいる? そんなの当たり前なんだよ。つぶされてつぶされて立ち上がって来て、ココまで来てんだよ」と話し、ミクに「そんなんでヘコたれてんじゃねぇぞ。悔しかったら強くなってかかってこいよ」とゲキ。続いて紗也夏は「しゃあ改め豊田紗也夏です。みんなももうわかってると思うけど、私は今日からヒールになります。ミクは今、東京の団体ですごい引っ張りダコみたいで、可愛がられて推されてるみたいだけど…私もオマエには負けねぇから」と言い放つ。 これに対しミクは「私は今日ボコボコにされて負けたけど…どういうつもりであなたがヒールに変わったのか全然わかんないですけど、私は絶対にあなたに負けたくないです。私は私のやり方で絶対にもっと強くなって、あなたを倒します!」と返答。集合写真を撮り終えると、堀田祐美子は「ホントに今日は私の大好きなプロレスラーが集まってくださって、ありがとうございました! 私は8月15日に後楽園ホールでデビュー40周年を迎えます。もっともっと激しい試合をしていきたいと思いますので、よろしくお願いします!」とあいさつし、ミクの手を上げて笑顔を見せた。