7月26日、東京・上野恩賜公園野外ステージで開催された音楽イベント『ガラフェスDASH!! 上野キテキテ大作戦』で大事件が勃発。人気アイドルグループ・ももいろクローバーZの高城れにがDDTプロレスのアイアンマンヘビーメタル級王座をまさかの戴冠を果たした。 同王座はプロレスラーのみならず、芸能人、政治家、一般人、果ては物でも、レフェリーがいれば、24時間365日、奪取可能な特殊なベルト。過去に芸能界ではLiLiCo、山里亮太(南海キャンディーズ)、プロレスデビュー前の荒井優希(当時SKE48)、ラッキィ池田、ファンキー加藤、声優の稲田徹、上坂すみれらがベルトを巻いている。 元々、ベルトはCyberFight副社長の髙木三四郎が保持していたが、20日に東京ビッグサイトで行われた路上プロレスの際、須見和馬が戦闘用チャリンコ・ドラマティックドリーム号で髙木をひいて強奪。22日、DDT道場でNωA じゅにあ(かつまたしゅんま、夢虹、須見)がダンスの練習をしているときに夢虹が奪って「ガラフェス」に臨んだ。 同イベントには多くのアイドルが出演し、アップアップガールズ(プロレス)も参加し、荒井優希とのコラボも実現。東京女子プロレス勢はマットプロレスで激闘を繰り広げた。そして、DDTの男性アイドルユニットNωA じゅにあも出演し、歌とダンスを披露。そこで、須見がスリーパーで夢虹をギブアップさせ、アイアンマン王座が移動。さらに、勝俣が須見をスクールボーイで丸め込んで移動した。 その後、スタプラ研究生のライブにれにが登場し、1曲披露。ここで、アイアンマン王者の勝俣がれにに会いたくて、ステージに飛び込んできたのだ。この非常事態に来場していた髙木がストーンコールド・スタナーで勝俣を制裁。れにが「れにちゃんキック」を勝俣に叩き込んで押さえ込むと、レフェリーがすりーかうんとを叩き、アイアンマン王座がれにに移動した(17時12分)。アイドル界きっての人気者のれにがプロレスのベルトを戴冠する衝撃的な事件が発生したが、スタプラ研究生はれに、NωA じゅにあとともに「Chai Maxx」を歌って踊って、会場を沸かせた。 だが、これでは終わらなかった。