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本日は、台湾を代表する高級日本料理店の日本人総料理長が、南部・高雄市にある高校を訪問した話題をご紹介しましょう。
台湾を代表する高級日本料理店として広く知られているのが、台北市にある「台湾日本料理三井」です。この、「台湾日本料理三井」を中心とする三井フード・べバレッジエンタープライズグループは、台北市内に各形態の店舗、8店舗を展開しています。
そして、南部、高雄市の私立、中山工商職業学校は、7年前からこの三井グループと提携、生徒たちが日本料理の調理実務を学ぶことを柱に、共同で外食産業へ就職する為の専門クラスを設けています。
この度、「台湾日本料理三井」の五月女芳克(さおとめ・よしかつ)・総料理長一行が、中山工商職業学校を訪れました。五月女さんは、2018年に、日本の農林水産省から、日本食普及の親善大使に任命されたほか、年初に宮中で行われる「歌会始の儀」で料理作成を担当した日本を代表する料理人です。
「台湾日本料理三井」の陳敬宗(ちんけいしゅう)・料理長らを伴い同校を訪れた五月女さんは、料理人を目指す高校生たちの目の前で、自ら、お節料理をつくりあげました。そして、その巧みな調理技術と、料理人としての気高い精神を目にした生徒、そして同校の先生たちは、感嘆の声をあげました。
五月女さんは、お節料理は、素材選び、食器選びから、盛り付けも含め、作り上げられた一品一品の料理に深い意味合いがある、と説明しました。そして、お節料理には「日の出」を象徴する、赤と白の食材が、必ず用いられると紹介、紅白かまぼこの「赤」には、お正月を迎えた喜びと祝福の気持ちが、「白」は、神聖さを意味していると説明しました。
五月女さんはまた、料理を重箱につめ、何段も重ねることには、来年が今年よりもさらに良い年になりますように、という願いが込められているほか、代表的な食材である昆布の発音は、日本語で「よろこぶ」に似ていること、また、伊勢海老の長いひげは長寿を願う意味があり、白髪葱を添えると、さらに縁起良いものとなる、など解説を行いました。
生徒たちは、五月女・総料理長が非常に丁寧に食材を扱う様子、そして調理に対するこだわりを目の当たりにして、深く感動したようです。もともと三井グループの制度や、企業姿勢に敬服していたという生徒の一人、陳晋佑さんは、実際に、五月女・総料理長が調理する姿を見て、そうした思いをさらに強めた、と語りました。
来年の5月、生徒たちは三井グループのお店で実習を行います。中山工商の林昭億・校長は、実践を通じて学び、また学びながら実践することで、日本料理の技術を学ぶ夢を叶えて欲しい、と希望しました。
一流の料理人から刺激を受けた台湾の若者達、修行の道は厳しいでしょうが、頑張って、本格的な日本料理の料理人に成長していってほしいですね。
By 豊田 楓蓮, Rti本日は、台湾を代表する高級日本料理店の日本人総料理長が、南部・高雄市にある高校を訪問した話題をご紹介しましょう。
台湾を代表する高級日本料理店として広く知られているのが、台北市にある「台湾日本料理三井」です。この、「台湾日本料理三井」を中心とする三井フード・べバレッジエンタープライズグループは、台北市内に各形態の店舗、8店舗を展開しています。
そして、南部、高雄市の私立、中山工商職業学校は、7年前からこの三井グループと提携、生徒たちが日本料理の調理実務を学ぶことを柱に、共同で外食産業へ就職する為の専門クラスを設けています。
この度、「台湾日本料理三井」の五月女芳克(さおとめ・よしかつ)・総料理長一行が、中山工商職業学校を訪れました。五月女さんは、2018年に、日本の農林水産省から、日本食普及の親善大使に任命されたほか、年初に宮中で行われる「歌会始の儀」で料理作成を担当した日本を代表する料理人です。
「台湾日本料理三井」の陳敬宗(ちんけいしゅう)・料理長らを伴い同校を訪れた五月女さんは、料理人を目指す高校生たちの目の前で、自ら、お節料理をつくりあげました。そして、その巧みな調理技術と、料理人としての気高い精神を目にした生徒、そして同校の先生たちは、感嘆の声をあげました。
五月女さんは、お節料理は、素材選び、食器選びから、盛り付けも含め、作り上げられた一品一品の料理に深い意味合いがある、と説明しました。そして、お節料理には「日の出」を象徴する、赤と白の食材が、必ず用いられると紹介、紅白かまぼこの「赤」には、お正月を迎えた喜びと祝福の気持ちが、「白」は、神聖さを意味していると説明しました。
五月女さんはまた、料理を重箱につめ、何段も重ねることには、来年が今年よりもさらに良い年になりますように、という願いが込められているほか、代表的な食材である昆布の発音は、日本語で「よろこぶ」に似ていること、また、伊勢海老の長いひげは長寿を願う意味があり、白髪葱を添えると、さらに縁起良いものとなる、など解説を行いました。
生徒たちは、五月女・総料理長が非常に丁寧に食材を扱う様子、そして調理に対するこだわりを目の当たりにして、深く感動したようです。もともと三井グループの制度や、企業姿勢に敬服していたという生徒の一人、陳晋佑さんは、実際に、五月女・総料理長が調理する姿を見て、そうした思いをさらに強めた、と語りました。
来年の5月、生徒たちは三井グループのお店で実習を行います。中山工商の林昭億・校長は、実践を通じて学び、また学びながら実践することで、日本料理の技術を学ぶ夢を叶えて欲しい、と希望しました。
一流の料理人から刺激を受けた台湾の若者達、修行の道は厳しいでしょうが、頑張って、本格的な日本料理の料理人に成長していってほしいですね。