ナルワンアワー(金曜日)

ナルワンアワー(金曜日) - 2021-08-13


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 他のコーナーでもお伝えしました通り、台湾において、東京オリンピックは時差がほとんどないことに加え、台湾選手の各競技での健闘もあり、大いに盛り上がりました。 

 今回のオリンピックでは、様々な競技で、日本の選手と台湾の選手の直接対決もありました。日本の高藤直寿選手が金メダル、台湾のヤン・ヨンウェイ選手が銀メダルを獲得、試合後に互いに健闘を称え合った柔道男子60キロ級の決勝、決勝では中国大陸ペアを破り、金メダルに輝いた日本の水谷隼、伊藤美誠組と台湾のリン・ユンジュ、チョン・イーチン組が戦った卓球ミックスダブルス準決勝などは、ご覧になったという方もいるかもしれません。

 台湾で人々を感動させたのは、バドミントンの男子ダブルスの準々決勝、世界3位のリーヤン・ワンチーリン組は、日本の世界4位、渡辺雄太(わたなべゆうた)、遠藤大由(ひろゆき)組との試合後の一コマです。試合はリーヤン・ワンチーリン組がストレートで、渡辺、遠藤組を下しましたが、試合直後、敗れた日本の渡辺選手は悔しさに涙を流しつつ、台湾の2人に向かって、親指を立て、プレーを讃えたシーンが大きな話題となりました。報道によりますと、取材エリアで一緒になった彼らは再び抱擁して健闘を称え合ったといい、渡辺選手は英語で「you must win」と、台湾ペアにエールを送ったそうです。台湾と日本の選手たちによる美しいスポーツマンシップですね。

 さて、台湾の配偶者をもつ日本人や、台湾生活の長い日本出身の芸能人は、オリンピックにおける双方の選手の直接対決をどのようにみたのでしょうか。

 日本生まれの女優、田中千絵さんは、さきほどご紹介したバドミントン男子の日台対決を見て、メダルを逃した日本ペアの落胆ぶりにもらい泣きしたそうですが、渡辺選手の台湾ペアへのエールに感動、台湾ペアには日本ペアの分まで頑張ってもらい金メダルをとって欲しいとコメントしました。

 また、日本生まれで台湾で活躍する女優の大久保麻梨子さんは、台湾の男性と結婚して5年経ちます。ファンから、台湾の選手と日本の選手が対戦した時はどちらを応援するのかと聞かれた大久保さんは「難しい質問ですね。もちろん両方のチームの選手を応援したいですが、でも私は生まれも育ちも日本の日本人なので」と答えました。

 そして、もし台湾あるいは日本の選手が他の国・地域の選手と戦う時は、旦那さんと一緒に台湾、日本を応援するけれど、台湾と日本の選手が対決する時は、お互い自国の選手を思い切り応援すると明かしました。ただ、大久保さんは決して敵意はなく、お互いを尊重すると強調、なぜなら勝っても負けても選手たちへの尊敬の気持ちは変わらないからと説明しました。そして、国際結婚のカップルが国際大会を見る時は、スポーツマンシップがあってこそ平和が保たれます、とジョークでまとめました。

 今後も様々な国際大会で、双方のアスリートによる熱い戦いを見たいと思います。

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ナルワンアワー(金曜日)By 豊田 楓蓮, Rti