リスナーの皆様は、全国高等学校野球選手権大会、いわゆる夏の甲子園大会をご覧になっていますか。実は今大会、台湾人留学生が出場、初戦で3安打4打点の大活躍をみせたんです。その選手とは、今年創部55年目で、春夏数字初の甲子園出場となった高知県代表、高知中央の2年生、謝喬恩選手です。台湾華僑の選手などを除くと戦後、台湾人留学生が甲子園大会の試合に出場したのは、春夏通じて4人目です。

日本では「シャ・チャオエン」という名前でプレーをしている謝選手は、7日に行われた1回戦、愛媛県代表の川之江高校との一戦で、1番レフトで先発出場、2回の第2打席でレフト前への先制タイムリーヒットを放つと、3回の第3打席ではライト前への2点タイムリー、5回の第4打席ではセンターオーバーのタイムリー二塁打と、3打席連続のタイムリー、5打数3安打4打点の大活躍で、初出場のチームを勝利に導きました。

本日は、謝喬恩選手のプロフィール、これまでの歩みをご紹介いたしましょう。