今年、日本はコメ不足のようですね。先日、台湾に遊びにきた日本の友人からも「TVのニュースでは『足りない、足りない』と報じているけれど、そうは言っても少しはあるだろう、とスーパーマーケットにいったところ、本当に『すっからかん』でびっくりした」という話を聞きました。9月中旬から新米の出荷がはじまり、少しずつ品薄は解消していくだろうということですが、落ち着くまではまだ時間がかかりそうですよね。

さて、官民各レベル、そして様々な領域で交流のある台湾と日本ですが、先週20日、台湾産のコメが2400トンが、日本にむけ出荷されました。今回、輸出されたのは、台南区農業改良場で1997年に開発された「台南11号」です。台湾では全体の60％と現在、最も広く栽培されているコメの奔出、白米として食べた場合、外観はつややかで美しく、もちもちとした食感で甘みがあり香りもよく、弁当や寿司にも向くとされています。その品質は日本産のコメにも劣らないとされ、「台南の誇り」とも言われています。20日、台南市政府と、大手精米加工業者「弘昌(ホンチャン)碾米廠(ニエンミーチャン)」は、コンテナ出荷を前に、合同で記者会見を行いました。

本日の「ナルワンアワー」では、この話題をご紹介いたしましょう。