9月24日の夜にロサンゼルス、ステイプルス・センターで開かれたリル・ダークと、リル・ベイビーのライブに、ニッキー・ミナージュがサプライズで登場した。
ビーアの”Whole Lotta Money”と、”Seeing Green”のリミックス曲を披露したニッキーは、実に数ヶ月ぶりのステージでのパフォーマンスとなったが、観客は彼女の復活を歓迎した。
ただ、直近でのVMAアワードや、2021メット・ガラで、コロナの検査を受けることが義務つけられていたことで出演を断っていたニッキーが、いきなり他人のライブへ飛び入り参加したことが物議を醸している。さらに、この日は夫のケニス・ペティと、1歳の息子をステージ横に上げており、コロナワクチンの摂取を拒んできた家族総動員で20,000人規模の大型イベントへの参加となった。
ニッキーはコロナワクチンを摂取した知人の抗癌が腫れ上がり、インポになってしまったと事実無根のデマ情報をTwitterで投稿して、アカウントが炎上したばかりである。そんなニッキーが最も心配していたのは、外出先から家にいる息子にコロナを持ち帰ってしまうことであると公言していたが、全く無防備に真逆の行動を取ってしまったニッキーに対して、今までの発言がすべて偽善であったのかという声も上がっている。
ここのところお騒がせ騒動が続いてるニッキーは、現在夫が性的虐待疑惑をかけられており、その被害者女性のジェニファー・ヒューに対して、ニッキーが口止め料を払う交渉を持ちかけたと明かしたばかりである。ヒューはそのオファーを断り、ニッキー夫妻に対して脅迫と性的虐待を受けたとして訴訟を起こしている。ドナルド・トランプのように、ニュースがフェイクなのか、彼女の発言がフェイクなのか、疑いなく、彼女の次の発言に注目したい。