JRE231系 成田〜我孫子.m4a
常磐線直通電車の成田線区間で録音している。午後の乗客の少ない時間での乗車の為、話し声が無い狀態で録音出来ています。成田線は駅間が長いため、モーターの高鳴りが激しくなっている。
〜 JRE231系0番台〜
車体
仕様は中央・総武緩行線向け0番台(4扉車)を基本とし、分割・併合運転に対応するための機能を追加している。前面FRPは白色となり、スカート形状を変更している。外観のラインカラー帯は、エメラルド・グリーンであり、同線で使用されていた103系と同色のカラーである。
車内は座席クッションは座り心地を見直したほか、座席下の暖房器を斜め吊り構造とすることで、暖房効率の改善を図った。また、車端部3人掛け座席部の荷棚長さを若干延長し、荷物を載せやすくした。
列車待避時等の長時間停車時における車内保温を考慮して片側4か所のドアのうち1か所を除いて閉めることが可能な「3/4閉」スイッチを設置している。
制御装置など
走行機器などの仕様は0番台に準じたものであるが、制御装置は改良型のSC60B形VVVFインバータ装置とSC62A形静止形インバータ装置を採用。
乗客へのサービス向上策として地上から車上へ情報を配信するシステムとして情報提供装置 (VIS) を搭載。これは運行情報配信センターからの運行情報をパケット通信により送信・車両側で受信して、受信データを車内の案内表示器に表示させるシステムである。車内案内表示器は従来の1段表示から2段表示式としており、上段には行き先・次駅案内・現在駅・ドア開方向などを表示し、下段には行き先・乗り換え案内・所要時間・運行情報・急停車・マナー文などの表示用として使用する。
順番は運行情報→運行路線→携帯電話→テロ対策で、日本語2回→英語2回で流れるが、テロ関連だけ英語表示はない。運行情報のない時は運行路線から表示する。これは基本的には後の近郊タイプにも採用されているが、常磐快速線・成田線仕様では始発駅停車中、または我孫子駅での増結作業中に主要駅までの所要時間を表示し、また運行路線の行先の表示もする。新たな列車運行情報が入電された場合はアラート音(205系1000・3000番台のドア開閉時のチャイム)が鳴る(始発駅発車時に入電されている場合は発車時に鳴る。また、2007年頃から他社線の情報も表示されるようになっているが、その場合でもアラート音が鳴る。
VIS装置は受信機能のほか、TIMSで取得した故障情報・乗車率などを地上側に送信する機能もある。放送装置にはJR東日本の通勤形車両では初めて本格的な自動放送装置を搭載。自動放送では日本語および英語による案内放送を行う。