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No.14 東京メトロ05系 綾瀬〜北綾瀬


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東京メトロ05系 綾瀬ー北綾瀬 .m4a
今回は北綾瀬支線で録音した。営業列車の他、車庫にに入庫する回送や試運転の列車も走る。
〜東京メトロ05系 千代田線北綾瀬支線転用車について〜
車体
車体は日比谷線03系をベースにした車両で、アルミ合金製20m車体に通常幅(1.3m)のドアの組み合わせ。フロント部分はスピード感を強調した流線型となっている。
外装は千代田線本線を走る16000系と同じ濃度の違うグリーン2色帯とし、ホームドア(可動式ホーム柵)設置路線であるため、窓上にも帯を配している。前面の運行番号・行先表示器はフルカラーLED化し、行先表示器は行先(綾瀬←→北綾瀬)と「ワンマン」の文字を交互に表示。側面の行先表示器は1駅間のみの運転で不要と考えられることから板で塞がれている。
車内
車内は16000系と同様の壁がアイボリー、床・座席は青というカラースキームになっている。2号車の綾瀬寄りには車椅子スペースを設置。各ドア上部には東西線用と同じく液晶ディスプレイ2画面とドアの開閉予告ランプ(赤色点滅)を設置。北綾瀬支線の05系は1区間しか運行しないにも関わらず2画面とも通常サイズになっています。北綾瀬支線では、綾瀬駅・北綾瀬駅ともに同じ側(綾瀬駅に向かって右側)にしかホームが無いため、ドア下の黄色い注意喚起板はホームがある側のみに設置されています。
運転台
運転台は東西線用と同様2ハンドルから左手ワンハンドルマスコンに交換されました。ATOを使用したワンマン運転に対応するため、コンソール下には出発ボタンやドアの開閉ボタン、運転台上部にはホームを監視するモニターが設置されています。ホームが片側にしかないため、ドアの開閉ボタンについてはホームが無い側のボタンが省略されている。
また、ホーム監視もモニターは副都心線などとは異なり伝送方式を設置免許が不要なデジタルミリ波方式としており、送受信機が運転台貫通扉上部に埋め込まれています。この送受信機を設置したため、東西線用と同じく前面の車番は貫通扉窓上から窓下に移動。
駆動システム
駆動システムは、従来の高周波分巻チョッパ制御から三菱電機製SiC(シリコンカーバイド)モジュールを使用したVVVFインバータ制御に全面的に換装しました。SiCの採用により、従来よりもスイッチング周波数を高くすることができ、静音化やモーターでの電力損失の低減や回生ブレーキ領域の拡大による省エネルギー化が図れている。モーターについては、日比谷線03系更新車と同じ出力185kWのかご型三相交流誘導電動機を採用し、予備品共通化によるコストダウンを図っている。
電動車は綾瀬方の2両となっていますが、このうち各車両の3軸目はモーターが搭載されておらず、編成全体でのMT比は1.5M1.5T相当となっています。
台車についてはモーター搭載の有無に関わらず廃車部品を利用して全て動力台車(SS112B)に統一となっている。
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trainsoundBy こまち&はやぶさ