相鉄7000系 横浜〜大和.m4a
相鉄の一日乗車券の発売期間に乗車。
〜相鉄7000系について〜
車体
アルミ製20m長の車体。基本的には先に登場した2100系、5100系に準じた車体構造だが、ロール材などを活用し、さらなる合理化と軽量化を図っており、構体重量(足回りを除いた車体の上の部分)は3.6tという大型通勤電車としては空前の軽量である。総重量で見ても電動車が約35t、付随車が約24tで、新6000系と比べて5t程度の軽量化に成功している。車体の配色は2100系、5100系と同様にアルミの色を活かしたクリア塗装が施されており、アクセントとして前面貫通扉や側面の飾り帯にオレンジ色を配色している。この飾り帯は、外版とフレームとの接合部分を隠す役割を果たしている。
車内
車内の座席は通勤形電車では標準的なロングシートで、当時の相鉄の標準であったオレンジ色のモケットが採用されている。側面の窓は相鉄で積極的に採用されてきたパワーウィンドウで、乗客がボタン操作で開閉することができる。その他、車内ドア脇には鏡が設置されています。当系列は全車両が新造時から冷房装置を搭載しており、一部の車両は試験的にヒートポンプ式のものを採用しています。7000系の天井には扇風機が併設されており、乗務員室内のメインスイッチを入れた状態であれば乗客が車内のスイッチで自由に扇風機を動かすことができる。
制御装置など
屋根上には、基本的に日立FTUR-550形を搭載するが、後期は試験を目的にヒートポンプ式を採用。室内換気用の通風器(ベンチレーター)も設置されている。
側面の表示は「急行」や「各停」といった列車種別の表示のみで、駅名の表示はできない。車体側面に設置されるランプ(車側表示灯)は一般にみられるドアの開閉を車掌や駅員に知らせる赤いランプに加え、緑色のものも設置されている。これは制動灯と呼ばれ、ブレーキがかかっている場合に点灯するもので、他の車両ではあまり見られない。
パンタグラフは、6000系以降に登場した車両と同じく、全ての電動車の海老名寄りの屋根上に設置されている。導入当初の形式はともに菱形形状のPS13で、後期はPS16であったが、現在はングルアームに変更されている。
走行装置には、抵抗制御と相鉄伝統の直角カルダン駆動方式が採用。ブレーキには相鉄6000系から採用されている、通勤形電車にはあまり見られないディスクブレーキを採用しています。