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No.3 東急6000系 あざみ野〜大井町


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東急6000系 あざみ野〜大井町.m4a
田園都市線から大井町線に直通する急行大井町行を録音。二子玉川から大井町線に入る。田園都市線内も自動放送が導入され、利便性が向上している。
〜東急6000系について〜
基本的には5000系列と共通の部材を使用したステンレス製である。先頭車前面は繊維強化プラスチック (FRP) 製で、運転室から見て右側にオフセット配置された非常用貫通扉を有する。形状は5000系列と異なる特徴的なくさび形となっている。前照灯と尾灯は下部両サイドに縦一列に配置されている。
車体配色は5000系列までの車両とは異なり、前面と側面窓上から屋根にかけて東急のコーポレートカラーである赤を配しており、色調も紅色(カーマイン)やマルーンに近いものとなっている。側面には大井町線のラインカラーである橙色が配されており、裾部の帯に加えて、スピード感の演出のため1両あたり2か所、天地いっぱいに前面形状に準じた「くの字」形のグラフィックが配されている。これは編成中央の3・4号車を境に両端に向かうデザインとされている。
冷房装置は能力61.05kw(52,500kcal/h) の集中式を屋根上に1基搭載する。
前面と側面の種別・行先表示はフルカラーLED式である。ドア用車側灯のカバーの色は従来の車両の赤から無色透明となり、太陽光の散乱などによる誤認を防いでいる。
なお、大井町線で運行されている他系列はすべて5両編成で組成されるのに対し、急行専用である当系列では6両編成と7両編成で組成されている。
主回路システムは、目黒線5080系と同一の東芝製IGBT素子(IEGT) による2レベル方式のVVFインバーター制御(容量 3,300V/1,200A)で、回生ブレーキ機能と全電気ブレーキ機能を有する。1基のインバータ装置で4個のかご形三相誘導電動機を駆動する1C4M方式2群のユニットをデハ6500形に、1C4M1群のユニットをデハ6200形に搭載する。編成中の電動車と付随車の構成は3M3Tである。
補助電源装置は、IGBT素子による容量210kVAの静止形インバータ(SIV) をサハ6300形とデハ6400形に搭載する。7000系と異なりVVVFインバータとのデュアルモード構成ではない。
主電動機は5000系列・7000系と同一のTKM-99A型で、定格出力は190kWである。歯車比 (6.21) や駆動装置にTD継手を採用している点も5000系列や7000系と同一である。
台車は東急車輛製の軸梁式軸箱支持ボルスタレス台車で、ホイールベースは2,100mmである。基本構造は電動台車 (TS-1019A) ・付随台車 (TS-1020A) とも共通化されており、基礎ブレーキ装置もユニットブレーキとされている。
パンタグラフはシングルアーム式で、デハ6200形に1基、デハ6500形に2基搭載される。
空気圧縮機は騒音低減を図ったスクロール式で、サハ6300形とデハ6400形に各1台搭載される。
保安装置はATC-Pのみ装備する。大井町方先頭車のクハ6100形に車上装置を、溝の口方先頭車のクハ6600形に受信用増幅器を搭載し、両車間を制御伝送するシステムとしている。このATC装置には情報伝送装置を用いることで「駅停車制御」「臨時速度制御」「踏切制御」の機能が付加されている。
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trainsoundBy こまち&はやぶさ