伊豆箱根鉄道3000系(鋼製車)修善寺ー三島.m4a
青春18きっぷで三島まで行き、三島から伊豆箱根鉄道駿豆線の一日乗車券(旅助け)で乗って来ました。
ー伊豆箱根鉄道3000系(鋼製車)についてー
伊豆箱根鉄道3000系は、当時使用されていた非冷房で17m級旧型車両の置き換えを目的として、1979年から1997年までに3両編成6本(18本)製造されました。そのうち1979年から1982年までの間に導入された4編成は普通鋼製車として製造。
車体は20m級3扉車で、車体塗装は従来の西武標準カラ-(赤とベージュの赤電カラ-)ではなく、伊豆の空と富士山の白雪をイメージしたカラ-とされた。
先頭車前面は正面周辺が窪んだ他私鉄ではない独自のデザインで、車体幅は2900mmに拡大し裾を絞り込み、戸袋窓と側面の幅を揃えたデザインとなりました。
車内
座席配置は、基本的に通勤・通学と観光主体の路線であることを考慮してセミクロスシートが採用されましたが、第1編成のモハ3002は後に扉間転換クロスシートに改造。
制御装置など
駆動方式は同社として初めて中空軸平行カルダン駆動方式が採用され、制御方式は電動カム軸抵抗制御式多段型制御装置、制動装置は電空併用電気指令式電磁直通ブレーキを搭載。
集電装置はモハ3000型に菱形パンタグラフ(KP62AS形菱形パンタグラフ)を2基搭載し、台車は空気ばね台車(モハ&クモハFS-372N、クハFS-072N)、冷房装置は集中式(三菱電機製の42,000kcal/hの能力を持つCU-72C形)を搭載しています。