19日、東京みやこ・代々木競技場第二体育館にてセンダイガールズプロレスリング『ざ とっぷ of JOSHI WRESTLING』が開催。さくらあやがChi Chiからセンダイガールズワールドジュニア王座奪取を果たした。 Chi Chiは全日本プロレスの諏訪魔が社長を、石川修司がGMを務めるEvolutionで2023年3月にデビュー。3歳から20年以上クラシックバレエを続けており、お嬢様かと思いきや女子プロレス界トップクラスの気の強さとバービー人形を彷彿とさせるコスチュームのギャップで一躍人気レスラーに。 デビュー戦からゆうと戦い、その後も様々な強豪との試合で急成長を遂げると、2024年にキャリア3年未満の選手によって争われるセンダイガールズ『じゃじゃ馬トーナメント』を制覇。その勢いのまま11月にセンダイガールズワールドジュニア王座を戴冠し、2024年の1年間で104試合とキャリア1年半とは思えない試合数をこなして急成長。現在はキャリア3年目でありながらあまたの団体のトップ戦線に絡むようになった。 糸東流空手全国大会2位のバックボーンを持つさくらは、2023年3月にスターダムからデビュー。多彩な蹴り技と気の強さでメキメキと頭角を現し現在は人気ナンバーワンユニット【COSMあいしー ANGELS】の一員として活躍を見せている。 Chi Chiとさくらの因縁は、Chi Chiが優勝したじゃじゃ馬トーナメント決勝戦から続いている。同年同月デビューの2人は互いを強く意識し合っており、今年1月にはさくらがスターダムのリングでChi Chiに挑戦するも奪取はならず。今回はせんじょのリングで再び2人が頂点を争うこととなった。 ゴングが鳴るなり互いに突っ込んで互いに得意とする蹴り技を打ち合っていく激しい打撃戦に。Chi Chiがいきなりのエクスプロイダーを繰り出せば、さくらも串刺しニールキックで顔面をぶち抜く強烈なお返し。 Chi Chiはビッグブーツ、さくらはミドルキックと得意の打撃での意地の張り合いや、トラースキックやスピンキックと同技を交互に打ち合う場面も。さくらがグラウンドに引き込んで三角絞めに捕らえることで流れを変えるが、Chi Chiも足4の字固めで対抗。 Chi Chiは必殺のバックドロップを狙っていくが、さくらが着地して三段式ハイキック。