アートを介したサステナブルな世界の実現に向けた試みで、国際的に高い評価を得てきたオラファー・エリアソンの展覧会「オラファー・エリアソン ときに川は橋となる」が、東京都現代美術館で6月9日から9月27日にかけて開催される。オラファー・エリアソンは1990年代初めから、写真、彫刻、ドローイング、インスタレーション、デザイン、建築など、多岐にわたる表現活動を展開してきた。本展覧会は、エリアソンの再生可能エネルギーへの関心と気候変動への働きかけを軸に、エリアソンの代表作であり暗闇の中に虹が現れる「ビューティー」(1993年)含む、多くが国内初公開となる作品の数々で構成。自然現象を再構築したインスタレーション、光と幾何学に対する長年の関心が反映された彫刻、写真、ドローイングと水彩画、公共空間への介入をめぐる作品等が展示される。