この番組『おるにゅーらじお』は、新規事業と成長戦略の支援に特化したOLD NEW THINGS法律事務所のメンバーが、一人ずつ、その人となりや仕事観を語っていく番組です。
第5回のテーマは、浅原弘明弁護士がその働き方にたどり着くまでです。生まれ育ったのは静岡県藤枝市。通った進学校は校技がサッカーで、入学式でスパイクを渡され、体育の9割がサッカーという環境でした。数学と物理が得意で国語は学年の後ろから数えたほうが早かったのに、中学2年で見たドラマの弁護士がかっこよくて「法律家になる」と宣言してしまい、周りが盛り上がった手前あとに引けず、文系へ進みます。家族は製薬会社、薬剤師、医師と医療で固まっていて、文系は本人だけでした。
最初の事務所ではコーポレート分野を担当し、英語をやりたいと手を挙げて英語案件を増やし、王道どおりアメリカに留学します。転機は帰国後でした。医療・ヘルスケアを専門の軸にすると決め、弁護士がすでに揃っている大手の製薬会社ではなく、まだ数の少なかった医療スタートアップに狙いを定めます。
週3日の業務委託として関わり始めた頃に、コロナが来ました。10年はかかると思っていたオンライン診療の初診解禁が、ある金曜日、事務連絡一本で決まる。その事務連絡が出た日に、正社員としてのオファーが届きます。「血の匂いがしてきたな」。ルールが動いていく様子をインナーサークルで見られる機会は、そう何度もない。そう考えて飛び込みました。
パブリックアフェアーズに弁護士の能力が効いたのは3割で、残りは関係ない、と本人は言います。できあがった法律を現実に当てはめるのが弁護士の仕事で、ルールができる上流工程はロースクールでも修習でも教わらない。それでも、事業がルールにぶつかったときに「変えてもらう道もある」と最初に思いつくべきなのは顧問弁護士ではないか、という話まで進みます。最後の2年は事業開発に移り、37歳の新人として、数字を追う側に回りました。
▼今回の話題
00:00 オープニング——今回は、キャリアの話
01:10 サッカーの街に生まれて——中学まではサッカー、高校ではテニス部へ
01:32 校技がサッカーの進学校——下駄箱の上の段には、全員のスパイク
04:02 中学2年で見たドラマ——数学が得意なのに、文系に舵を切る
05:45 製薬会社、薬剤師、医師——医療で固まった家族で、一人だけの文系
07:08 最初の事務所——コーポレート分野と、手を挙げて掴んだ英語案件
08:18 アメリカへ留学——英語を使う弁護士としては、これも王道
10:09 帰国後の狙い——医療・ヘルスケアを、専門の軸にすると決める
11:12 大手の製薬会社ではなく、スタートアップへ——エッジをどこに立てるか
15:09 週3日の業務委託から始まった関わり
15:14 そこにコロナが来た
16:18 初診解禁の事務連絡が出た、まさにその日に届いたオファー
17:34 「血の匂いがしてきたな」——見るなら、いましかない
18:10 「やめなくてもいい」と言われ、席を残したままフルコミットへ
20:45 パブリックアフェアーズに、弁護士の能力が効いたのは3割
21:30 ルールができる上流工程は、ロースクールでも修習でも教わらない
24:02 「変えてもらう道もある」と最初に思いつくべきなのは、顧問弁護士
24:58 最後の2年は事業開発——数字を追う側へ
27:57 「算数と国語ができれば大丈夫」という、謎の励まし
28:39 経験ゼロの新人、37歳——何で評価されているのかも分からない
29:51 スライドは「文字数が多い」と突き返された
32:58 外れることへの怖さは、外れるたびに薄れていく
33:50 エンディング——坂を転がっていくのが、気持ちいい
▼出演
浅原弘明(OLD NEW THINGS法律事務所)
聞き手:久保内駿介(株式会社右脳イノベーション)
▼OLD NEW THINGS法律事務所(新規事業と成長戦略の支援に特化)
https://ont-law.com
▼若手弁護士向け 採用イベント(9月・渋谷)※詳細とお申し込みは近日公開
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