マウスの前外側運動皮質において、錐体ニューロンのアピカルタフト樹状突起でのカルシウム信号が、複雑なルールの再学習にだけ選択的に必要であることが明らかになりました。第一層のNDNFインターニューロンを活性化して樹状突起の計算機能を抑制すると、難しいルールへの再学習が著しく損なわれる一方、すでに学習済みの行動や簡単なルールへの切り替えには影響しませんでした。NDNFインターニューロン自体はルール切り替え中の誤り試行において活動が低下しており、樹状突起の可塑性を制御する扉の番人として機能していることが示されました。参考論文: Eduardo Maristany de las Casas, Kris Killmann, Moritz Drüke, Lukas Münster, Christian Ebner, Robert Sachdev, Dieter Jaeger, Matthew E. Larkum (2026) "Tuft dendrites in frontal motor cortex enable flexible learning" Science 392, eadx4358. https://doi.org/10.1126/science.adx4358