第10回目のゲストは「ランドスケーププロダクツ」ファウンダーの中原慎一郎さんと、「大和桜酒造」杜氏(とうじ)の若松徹幹さんです。
中原慎一郎さんは、古き良きデザインをルーツに、オリジナル家具の制作から空間設計、飲食業の展開、イベント運営やブランディングなど、国内だけでなく海外の人や物を繋ぐ存在として、幅広いカテゴリーでプロデュースをされています。
一方、江戸時代末期創業の鹿児島にある「大和桜酒造」の5代目杜氏・若松徹幹さんは、東京での広告関係の仕事を経て蔵に戻り、創業当時からの手造りを継承しながらも、斬新なデザインや新たな視点で手がける焼酎が他業界からも注目されている酒蔵です。
今回は、お二人が関わった「PAPERSKY」の古道を歩くプロジェクト「OLD JAPNESE HIGHWAY」から、愛媛から鹿児島まで300kmを歩いた「芋地蔵トレイル」について話を伺っていきます。
『THINKING CLOUDS』はホスト役をつとめる「PAPERSKY」編集長のルーカスB.B.と、文具・雑貨メーカー「HIGHTIDE」の稲垣葵が、「思考の旅」をキーワードに、さまざまな分野で活躍するゲストを招いて、旅の話や、世界各地の魅力的な人、カルチャーなど、頭に浮かぶあれこれを共有してトークを楽しむ番組です。
次回のゲストは雑誌「mark」編集長の松田正臣さんです。ぜひお楽しみに!
中原慎一郎(Shinichiro Nakahara)
1971年、鹿児島県生まれ。鹿児島大学教育学部美術科卒業。1994年鹿児島大学卒業後上京、1997年、「ランドスケーププロダクツ」を立ち上げ、オリジナル家具等を扱う旗艦店『Playmountain』をオープン。住宅、店舗のデザイン業務などを幅広く手掛ける。
1977年生まれ。鹿児島県いちき串木野市に江戸時代末期創業の「大和桜酒造」の5代目杜氏。横浜国立大学教育学部を卒業後、広告代理店に勤務。2005年に蔵の移転を機に帰郷し、家業に就く。代表銘柄は「大和桜」。2020年にPAPERSKYと中原慎一郎によるプロジェクトから生まれた芋焼酎「IMO-JIZO」を限定生産。「Think local, act global」を掲げて、カルチャーやフードのシーンに焼酎を発信している。
HP:https://yamatozakura.com/
1971年、アメリカ・ボルティモア生まれ。サンフランシスコ育ち。カリフォルニア大学卒業後、バックパックひとつで来日。フリーランスのライターとして活動しながら、1996年に日英バイリンガルのカルチャー誌「TOKION」を創刊。2002年にトラベル・ライフスタイル誌「PAPERSKY」を創刊し、“エスノ・トラベル”という新たな視点で、時間、自然、文化をシームレスに融合させ、未来とつなぐフレッシュなメディアを創造している。
福岡発の文具・雑貨メーカー「HIGHTIDE」企画担当。「PAPERSKY」のプロダクトライン「PAPERSKY TRAVEL TOOLS」の制作に「HIGHTIDE」が携わることから「PAPERSKY Podcast」に出演。旅やアウトドアは勉強中。
PAPERSKY Japan Stories : https://papersky.jp/
PAPERSKY STORE : https://store.papersky.jp/