バレンボイム氏とサイード氏がフルトヴェングラーについて語るのは、結構頻繁なのだけど、私も師匠のマークからもっぱら、フルトヴェングラーの話を聞いていた。師匠のマークはフルトヴェングラーのソリストであり、更には彼から推薦状をもらってデユッセルドルフの歌劇場に職を得たりしたわけだから、本当に直系の弟子だったわけだ。残念ながらマークは書いたものを残さなかったけれど、言いたかったことはかなり多かったらしい。今回はリハーサルについてのマインドを語ってみた。ちょっとしつこいし、長いかもしれんが、許せ。むーらん