**ストレスをゼロにすることはできない**
いきなりですが、あなたの今のストレス度はどれくらいでしょう。逆にしあわせ度はどれくらいでしょうか。「今の自分はあまりいい状態ではない」と感じる方は、ストレス度を数字化するのもしんどいかもしれません。
ちょっとつらいかもしれませんが、自分の不満を客観視することは心理学的にもとても意味があります。人間というのは、生きている限りストレスとは無縁でいられません。でもその一方で、誰でも「これをすると気分でよくなる」というものが、1つや2つは必ずあるのではないでしょうか。
たとえば、「おいしいものを食べる」「マッサージに行く」「ゴルフに行く」「温泉やサウナにはいる」「ペットを撫でる」などなど、人によって気分がよくなるものは、いろいろあると思います。
できるだけ多く書き出してみてください。目標は100個。「ああ、今自分はストレスを感じているな…」と気付いたら、それを実際にやってみる。あるいは、やることを想像するだけでもかまいません。
そして、やる前と比べて、気分が変わったかどうかを感じてみてください。少しでも気分がポジティブになればそれでOK。このようなストレスへの意図的な対応を「コーピング」といいます。
そもそも我々が、「ストレス」と呼んでいるものは2種類あります。①ストレッサー、②ストレス反応。この2つに分けることができます。ストレッサーとは自分にストレスを与えてくる環境要因のこと。たとえば、「部屋が暑い、寒い」「同居者と話が合わない」「仕事がきつい」などのことです。
一方、ストレス反応とはストレッサーによって引き起こされる心身の反応を指します。たとえば、「頭が痛い」「眠れない」「寂しくてたまらない」などです。ストレッサーとストレス反応の2つのプロセスから成る体験を「ストレス体験」といいます。このストレスに対して何らかの対処を意図的に行うことを、先程紹介した「コーピング」というのです。
日々のストレスとうまくつきあうにはできるだけたくさんのコーピングを用意しておき、個々のストレッサーやストレス反応に対して、効果のありそうなコーピングを試してみる。そして、その効果を感じる検証すること。
もし効果があれば「このストレスには、このコーピングが役立つな」とわかるようになります。効果がなかったとしても、別のコーピングを試すことで、今後に役立てていくことが出来ます。
では、具体的にどんなコーピングがあるのかですが、これは人によって異なります。お笑いを見ると元気になる人もいれば、泣ける映画を見て涙を流すことでスッキリする人もいます。あるいは、同じ人でもストレスの種類が異なれば効果的なコーピングも変わります。
つまり、やってみないと分からないということです。だからこそ、色んなコーピングをかき集めて、自分で実践して試してみることがストレスを解消するのに大事になります。これって、マーケティングも同じですよね。
実際にやってみないと分からない。色んな成功事例を集めて、それを実践してみて自分にフィットするかどうかを判断する。今回の事例は、ストレスを解消する方法の話でしたがどんなことでも本質的なことは、「やってみないと分からない」ということです。
まずは、あなたのストレスを少しでも解消できるようにあなたがやっていて気分がよくなることを
100個を目標に書き出してみてください。何事も一歩ずつコツコツと積み上げていくことが大事です。