バンコクに隣接するノンタブリ県のツアー会社「KAF JOURNEY」が先ごろ、突然業務を停止し、その影響を受けた人々が4月1日、弁護士のロンナロン氏とともに警察庁中央捜査局(CIB)を訪れ被害届を提出した。被害総額は1億バーツを超える見通し。被害内容は、韓国や日本を観光するパッケージツアーを購入したが、旅行先での手配が何もなされていなかったなどというもの。被害者の1人、サンティチャイさん(51)によれば、約30人で3月24~29日にかけて日本旅行するためツアー会社に40万バーツを払い込んだが、日本に着いたところ、交通機関や宿泊施設の予約が行われておらず、ツアー会社から派遣された添乗員が自腹で交通手段や宿の手配をしたという。これには50万バーツほどかかったが、ツアー会社から添乗員への送金はまだないという。