1987年、早稲田大学で経営学修士号を取得するためにカナダから来日したロバート・ローランドが、この40年間で、日本の豊かさや経済力に対する自身の認識がどのように変化してきたのかを語ります。
経済学を学ぶ学生として、日本企業の経営や労働慣行に強い関心を抱いていた彼は、やがて自らが「日本という実験」の一部として生きていることに気づきます。ロバートは、日本経済と購買力が最盛期にあった来日当初から、25年にわたるデフレと実質所得の停滞を経た今日までの40年間を振り返ります。
また、所得や資産に対する人々の認識の変化が消費行動にどのような影響を与えてきたのかを考察し、日本人が老後に向けてどの程度、経済的な備えをしているのかについても取り上げます。