30日、東京みやこ・後楽園ホールにて『MARIGOLD New Years Golden Garden 2025』が開催。マリーゴールドvsマーベラスの全面対抗戦が開幕した。 長与千種率いるマーベラス勢は総出でマリーゴールドへ観戦へ訪れるなど以前から興味津々の様子であったが、今年3月の新宿FACEでついにリング上へ乗り込んできて宣戦布告。 長与の後継者であるいろは匠は、5月に引退する高橋奈七永との試合を要求するも「ただこの2人の闘いじゃなくて、自分もう成長してこんだけの後輩がいるんですよ。プライド持ってるんです。奈七永さんもマリーゴールドの選手、教えてますよね?プライドありますよね?そこも一緒に勝負しませんか?」と弟子たちを巻き込んだ抗争をふっかける。 いろはが「じゃあ、小川さんよろしく。長与千種vsロッシー小川の闘いでもあるんで」と挑発すると、ロッシーも「あくまで昔ながらの対抗戦。交流するつもりはさらさらない」と本気の潰し合いを宣言していた。 対抗戦第1戦として発表されたのは、高橋奈七永&山岡聖怜vsいろは匠&暁千華のタッグマッチ。 奈七永&聖怜は【パッション親子】としてマリーゴールドのタッグ王座(※ツインスター王座)を保持しているにも関わらず、このカードがノンタイトル戦として発表されたことにマーベラス勢がブチ切れ。服の下にコスチュームを仕込んでいつでも闘えるようにしているマーベラスの新人・暁千華が記者会見の場で暴れたことでタイトルマッチに変更となり、対抗戦はいきなりクライマックスな闘いから幕を開けることとなった。 試合は、デビュー前から互いを強く意識していた聖怜と千華の新人対決に始まる。感情むき出しの激しいグラウンド戦が展開されていき、体格に勝る千華がアマレスの猛者である聖怜を圧倒。18歳の2人の闘いが一気に会場の温度を上げていく。 奈七永といろはの師弟対面となると、真っ向からのビンタやエルボーの打ち合いを展開。いろはが鋭い蹴撃で優位を掴めば、奈七永も即座にドラゴンスクリューからの足4の字固めで対抗。最後の対戦となるかもしれない師弟がバチバチのぶつかり合いを見せていく。 終盤戦では再び聖怜と千華が激突。千華ががむしゃらなショルダータックル連発から全女式押さえ込みでしつこく聖怜をカバー。