古代の福岡を歩く

S5 10回目はみやま市の女山にある神籠石について


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みやま市の女山~と書いて「ぞやま」と読みます~には神籠石がおよそ3キロにわたって丁度首飾りみたいに山を一周しています。

今回はこの神籠石についてみやま市瀬高郷土史会・会長の熊川猛司さんとみやま市高田町郷土史部・部長の久保田毅さんに伺いました。

まず、女山と書いてなぜ「ぞやま」と読むのか、熊川さんに伺うと、一説にはこの地域には昔から女性の権力者が代々統治していて、この辺を女王山といっていた。

しかし、それではあまりにも恐れ多いので、ぞやま、というようになったのだという説があるそうです。

ですから、神籠石はその霊域を表すもの、という説と山城説の二つが平行して現在もあるということでした。

そして、霊域を表すものの一つに神籠石の内側から祭祀に使ったとみられる古い時代の銅矛が見つかっているとのことでした。

一体どういう目的で神籠石が作られたのか。謎を秘めた石です。

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古代の福岡を歩くBy RKB毎日放送