古代の福岡を歩く

S6 5回目はみやま市のこうやの人形について


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みやま市のこうやの宮の人形のモデルとなったのは一体どういう人物であるのかはいろんな説があってはっきり分かりません。

そこで、今回は「神功皇后伝承を歩く」の著者、綾杉るなさんにこの人形について詳細に伺っていきます。

まず、人形の並び方が、昔から地元に伝わる並び方を平成時代の台風の後代えたといわれます。

そこで、昔の並び方で検証しますと、中央が鏡をもった男装の女性像でした。

これが綾杉さんの説では、神功皇后ではないかというものです。

その左の、かつて高貴な人が着る青い色の着物を着ている人物は応神天皇の可能性があるとか。

右が七支刀をもった男性。これが武内宿禰の可能性があるということです。

そして、他の人形より少し大きめな、平安朝の衣冠束帯の衣装を着た人物は物部の阿志賀野神。

そして、左端のカッパ人形をいわれる裸の像は中国から渡ってきた技術集団の国栖(くず)といわれた人達を表した像である。といったのが綾杉さんの説です


※写真はこうやの宮の人形~中央の人形~神功皇后?

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古代の福岡を歩くBy RKB毎日放送