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宗像には「世界遺産、神宿る島・宗像沖の島と関連遺産群」という貴重な遺産があります。
現在、この世界遺産に関しては、調査研究成果・5館連携展覧会として「ムナカタ~祈り・暮らし・交わり」展が開かれています。
5館というのは、宗像大社神宝館、九州国立博物館、海の道むなかた館、福津市歴史資料館、九州歴史資料館といったところです。
この内、6回目は九州国立博物館で開かれている、宗像海人の刀展にスポットを当てます。
宗像の君がどんな刀を使っていたのか興味があるところです。
お話を九州国立博物館・展示課研究員・小嶋 篤(こじま・あつし)さんに伺っています。
まず、刀と剣の違いについては、刀は片刃のもの、剣は両刃のものをいうとのことでした。
その刀が出土した新原・奴山古墳の北にある勝浦峯の畑古墳から出土した刀を調査、その結果、長さが40センチ程の太刀が標準の長さであることが分かったということです。
この長さの刀は当時の刀としてては短い方で、しかも、刀の握りの部分も短く片手で刀を握っていたのではないかとみられています。
これは、海人族である宗像氏が船の上での戦闘に有利な、片手で戦える短い刀を好んで使ったのではないかと、いうことでした。
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宗像には「世界遺産、神宿る島・宗像沖の島と関連遺産群」という貴重な遺産があります。
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宗像の君がどんな刀を使っていたのか興味があるところです。
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まず、刀と剣の違いについては、刀は片刃のもの、剣は両刃のものをいうとのことでした。
その刀が出土した新原・奴山古墳の北にある勝浦峯の畑古墳から出土した刀を調査、その結果、長さが40センチ程の太刀が標準の長さであることが分かったということです。
この長さの刀は当時の刀としてては短い方で、しかも、刀の握りの部分も短く片手で刀を握っていたのではないかとみられています。
これは、海人族である宗像氏が船の上での戦闘に有利な、片手で戦える短い刀を好んで使ったのではないかと、いうことでした。
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