古代の福岡を歩く

S7   17回目も古代官道水城西門コースを歩きます。


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古代官道、水城・西門ルートをずっと歩いて県道31号線の杉塚交差点を左折、住宅街へ入ってきました。

住宅街の中にあるのがお寺の跡。杉塚廃寺跡といいます。

およそ50メートル四方の空間に30センチ程の高さの基壇があり、その上に礎石が数カ所残っています。

この場所からは丸瓦や、平瓦、そして位の高い人がつけた石帯などが出土しており、8世紀頃の寺院の跡だとみられています。

そしてこの場所は大宰府政庁からは西南にあたるところから、北東の方角の鬼門にある竈門山に対し裏鬼門を鎮護する寺院だとみられているそうです。

この杉塚廃寺を通り過ぎると大宰府条坊の22条を通って羅城門があったという場所に到達します。


※写真は杉塚廃寺跡

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古代の福岡を歩くBy RKB毎日放送