古代の福岡を歩く

S9 6回目も糸島の伝説をお送り致します。


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JR大入駅の高台に養円寺というお寺があります。ここの境内に龍が棲む岩と書いて龍棲岩という幅2メートル、高さ1メートル程の岩があります。

この岩にまつわる「救った蛇と修行比べ」というお話です。

物語の主人公は上方の武家の二男、教清という人物。この男、あるとき間違って親友を殺めてしまいます。

その呵責の念でいっそ死んでしまおうと、海に飛び込もうとする時、寺のお坊さんに引き留められます。

そして、説教の後、お坊さんの後を継ぐ決心をし、修行に励みます。

そんなある日、庭の岩にいた蛇の頭上に岩が落ちてくるのを目にし、すんでのところで蛇を救います。

助かった蛇は恩返しに修行の手伝いをしていって、教清は偉いお坊さんになっていくというお話。

この龍棲岩は樹齢200年は超えるという岩ひばが巻き付き、大変奇妙な姿、形をしています。

この物語にぴったりの形をした岩です。

古代の福岡を歩くリポート 

糸島のお土産に、おいしくて、歴史を感じられる逸品をおすすめします。

それは「泉屋六治のシナモンティー」。

おいしさの秘密や、なぜ糸島でシナモンなのかなど、代表の白石強さんに教えてもらいました。

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古代の福岡を歩くBy RKB毎日放送