SAPアドオン設計者が精度の高い設計を行うために不可欠な、ABAP開発の基礎と応用知識を徹底解説します。

アドオンプログラムで実現可能な機能として、アドオンテーブルの登録・更新、他システム連携、マスタ・伝票作成（バッチインプット/BAPI活用）、一覧データ出力、標準機能の拡張（EXIT/BAdI）などを網羅的に紹介。

さらに、プログラム設計における重要概念である処理順序、内部テーブル操作、汎用モジュール、メッセージ管理、選択画面定義についても詳しく解説します。SAPコンサルタントやエンジニアが、実践的な開発力を高めるための必聴内容です。■参考URL

https://sap-career.com/saplabo/abap_design_knowledge/

本コンテンツでは、バッチインプットレコーダー（T-CODE: SHDB）での操作記録から、不要レコードの整理、そして「CALL TRANSACTION」によるABAPプログラム作成方法を解説。

BDCテーブルの活用、CALL TRANSACTIONのパラメータ（MODE/UPDATE）、メッセージ処理まで網羅します。処理速度や画面仕様のバージョン依存性といったデメリット、既存データ処理の重要性にも触れ、堅牢な自動化プログラム開発に役立つ実践知識を提供します。

※以下でサンプルプログラムを参照することができます。

https://sap-career.com/saplabo/abap_batchinput/

ABAP開発で頻繁に登場するシステム項目（SYST項目）の基本から応用までを深掘りします。

これらはプログラム実行時にシステム側で自動設定される変数であり、開発者が定義することなく利用できる便利な機能です。

ログオンユーザー名を示すSY-UNAMEや言語を示すSY-LANGUなど、よく使う項目を網羅。

特に重要なSY-SUBRCについては、「0で正常完了、0以外でエラー」というその意味と、IF文と組み合わせたエラーハンドリングなど、実践的な活用法を詳しく解説します。

本エピソードで、効率的なABAP開発に不可欠なSYST項目の知識をマスターし、日々の業務に役立てましょう。

SAPシステム間のデータ交換や外部システム連携に不可欠なiDoc (Intermediate Document)。

この音声ではiDocの基本概念から、制御レコード、データレコード、ステータスレコードといったその複雑な構造、そして送受信の仕組みを分かりやすく解説します。

また、EDIやALEといった連携シナリオでのiDocの活用方法、メッセージタイプやポートといった重要な設定項目、さらにはデータ確認方法やトラブルシューティングのポイントまで、実務に役立つ知識を網羅しています。

日々の業務、開発、運用保守をスムーズに進めるために、iDocの理解を深めたいSAPコンサルタントやエンジニアの方に最適なコンテンツです。ぜひお聴きください。

SAPシステムにおけるデータの変更履歴は、監査や内部統制の要であり、システムの信頼性を担保する上で不可欠です。本エピソードでは、マスタやトランザクションデータの変更情報がどのように記録されるのかを徹底解説します。

•変更履歴オブジェクトの概念

•主要な記録テーブルであるCDHDR（変更文書ヘッダ）とCDPOS（変更文書明細）が、「いつ」「誰が」「何を」「どう」変更したかという詳細な情報を保持する仕組み

•GUI上での変更履歴の確認方法

•品目マスタのMM04など、特定のデータ変更履歴を確認するための専用トランザクションコード

など、SAPコンサルタントやエンジニアが知っておくべき実践的な知識を網羅。

データ変更の透明性を高め、日々の業務やトラブルシューティングに役立つ情報を提供します。

これまでECCで個別に管理されていた得意先マスタと仕入先マスタが、S/4HANAではビジネスパートナー（BP）マスタとして統合されました。

この統合により、同一コードで得意先兼仕入先といった管理が可能となり、取引先マスタ管理の概念が大きく変わります。

本ポッドキャストでは、このBPマスタのテーブル構造とその関連性を深掘り。BPの一般データ（BUT000）、住所データ（BUT020, ADRC）、銀行詳細（BUT0BK）、役割データ（BUT100）など、主要なテーブルとその格納情報について、具体的に解説します。S/4HANAにおける効率的な取引先管理の理解を深めましょう。

SAPシステムを扱う上で不可欠な、内部書式（内部値）と外部書式（外部値）の概念を徹底解説します。

ユーザーが目にする「外部書式」と、システム内部で保持される「内部書式」の違いを理解することは、データ移行時の「価格100倍」といった致命的なミスを防ぐために非常に重要です。

金額や日付など、変換が適用される代表的な項目を例に、その仕組みを深掘り。 また、外部システムとの連携やS/4HANAへのデータ移行時に考慮すべきポイントを具体的に解説します。

このエピソードで、SAPデータ構造の正しい理解を深め、円滑なシステム運用を目指しましょう。

SAPシステムで日々稼働する多数のジョブ。その停止は業務に多大な影響を与えます。

本エピソードでは、SAPジョブの安定稼働に不可欠なテーブルとその活用法を徹底解説。

T-CODE: SM37に加え、TBTCO、TBTCP、TBTCSといった主要テーブルが持つ詳細情報（スケジュール、実行状況、ステップなど）を理解することで、複数のジョブ障害発生時や異常終了の原因調査を効率的に行えます。

トラブルシューティングを迅速化し、SAP運用保守を強化する実践知識です。

SAPシステムの運用において不可欠なSAPジョブについて解説します。

夜間や日中に自動起動するSAPジョブの基本的な仕組みから、エラーが発生した際の具体的なログ確認手順を詳しくご紹介。

T-CODE: SM37を用いたジョブの特定方法をはじめ、ステップやジョブログ、スプールの確認方法を通じて、効率的なエラー原因の特定と対応力を身につけることができます。

また、JP1やA-AUTOなどの外部ジョブ管理ツールとの連携や、SAPジョブがバックグランド実行で行われる特性についても解説し、SAP運用担当者が知っておくべき重要なポイントを網羅しています。

SAPシステム運用の要である「移送」は、開発や設定変更を本番環境へ安全に適用する標準機能です。

本エピソードでは、移送の基本から、多くのオブジェクトが持つ「依存関係」の概念、そしてシステム整合性を保つために不可欠な「正しい移送順序」を徹底解説します。

移送順序を無視すると、テーブル定義の未移送によるプログラム実行エラー、カスタマイズ設定不足による業務処理の不具合、先行オブジェクト未移送によるショートダンプなど、様々な問題が発生するリスクがあります。

一般的な移送プロセス、オブジェクトごとの推奨順序、さらに移送で失敗を防ぐための具体的な対策（ルールの標準化、事前の依存関係確認、レビュープロセス）もご紹介します！