SCB PODCAST#147は『安部公房「砂の女」を読む』です。2024年は安部公房の生誕100周年です。記念してというと大袈裟ですが、今まで読んでこなかった安部公房作品に触れてみようという回になります。よかったら最後まで聴いてみてください。『砂の女』【作品紹介】砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、男を穴の中にひきとめておこうとする女。そして、穴の上から男の逃亡を妨害し、二人の生活を眺める村の人々。ドキュメンタルな手法、サスペンスあふれる展開のうちに、人間存在の極限の姿を追求した長編。20数ヶ国語に翻訳されている。読売文学賞受賞作。