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SCB PODCAST#208は『 The Autumn of the PatriarchBookList2026TakadaSelect』です。読書の秋といいますが、すっかり暑さも和らぎ、過ごしやすい季節になってきましたね。秋というタイトルで思い浮かんだのが、ガルシア・マルケスの『族長の秋』だったので、タイトルにしましたが、収録ではまったく取り上げてません。紛らわしくてすみません。よかったら最後までお付き合いください。
【OnoSelect】
①『ホメーロスのオデュッセイア物語 上下巻』/バーバラ・レオニ・ピカード/岩波少年文庫
②『テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来』/アレクサンダー・C・カープ/日経BP
③『星の時』/クラリッセ・リスペクトル/河出書房新社
【Takada Select】
①『オリーヴ・キタリッジの生活』/エリザベス・ストラウト/早川epi文庫
②『奇跡の本屋をつくりたい くすみ書房のオヤジが残したもの』/久住邦晴/ミシマ社
◽️SNS
《SATELLITECITYBOOKS》
https://x.com/@SATELLITECITYBS
https://www.instagram.com/satellitecitybooks
《NAYABOOKS》
https://x.com/@NAYA_BOOKS
https://www.instagram.com/nayabooks1022
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SCB PODCAST#207は『 The Autumn of the PatriarchBookList2026OnoSelect』です。読書の秋といいますが、すっかり暑さも和らぎ、過ごしやすい季節になってきましたね。秋というタイトルで思い浮かんだのが、ガルシア・マルケスの『族長の秋』だったので、タイトルにしましたが、収録ではまったく取り上げてません。紛らわしくてすみません。よかったら最後までお付き合いください。
【OnoSelect】
①『ホメーロスのオデュッセイア物語 上下巻』/バーバラ・レオニ・ピカード/岩波少年文庫
②『テクノロジカル・リパブリック 国家、軍事力、テクノロジーの未来』/アレクサンダー・C・カープ/日経BP
③『星の時』/クラリッセ・リスペクトル/河出書房新社
【Takada Select】
①『オリーヴ・キタリッジの生活』/エリザベス・ストラウト/早川epi文庫
②『奇跡の本屋をつくりたい くすみ書房のオヤジが残したもの』/久住邦晴/ミシマ社
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SCB PODCAST#206は『A Day by the Sea BOOKLIST2026 Ono Select』です。今回は、暑い夏が続く日本ですが、海にでも行って夕暮れ時に本でも読みたいなーと思う今日この頃です。最近、エドワード・ヤン監督の長編第1作目『海辺の一日』が4Kレストアで劇場公開され、改めて過去作品を観直したりしてるのですが、やっぱり良いというか、凄いというか、圧倒される作品ですね。そのエドワード・ヤン監督に敬意を込めて『A Day by the Sea海辺の一日』ブックリストと名付けてみました。気になる本がありましたら、手に取ってみてください。
【TakadaSelect】
❶『本とは何か』/難波優樹/新潮新書
❷『一万円選書: 北国の小さな本屋が起こした奇跡の物語 』/岩田徹/ポプラ新書
❸『雨雲が集まるとき』/ベッシー・へッド』/雨雲出版
【Ono Select】
❶『たった一人の読者を生きる』/荒井裕樹/柏書房
❷『The History of Record Stores in Shibuya~ & Beyond渋谷、レコード店の歴史、そして、それ以上の何か』/武井進一/mo'des book
❸『帝国』/アントニオ・ネグリ/マイケル・ハート/以文社
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SCB PODCAST#205は『A Day by the Sea BOOKLIST2026 Takada Select』です。今回は、暑い夏が続く日本ですが、海にでも行って夕暮れ時に本でも読みたいなーと思う今日この頃です。最近、エドワード・ヤン監督の長編第1作目『海辺の一日』が4Kレストアで劇場公開され、改めて過去作品を観直したりしてるのですが、やっぱり良いというか、凄いというか、圧倒される作品ですね。そのエドワード・ヤン監督に敬意を込めて『A Day by the Sea海辺の一日』ブックリストと名付けてみました。気になる本がありましたら、手に取ってみてください。
【TakadaSelect】
❶『本とは何か』/難波優樹/新潮新書
❷『一万円選書: 北国の小さな本屋が起こした奇跡の物語 』/岩田徹/ポプラ新書
❸『雨雲が集まるとき』/ベッシー・へッド』/雨雲出版
【Ono Select】
❶『たった一人の読者を生きる』/荒井裕樹/柏書房
❷『The History of Record Stores in Shibuya~ & Beyond渋谷、レコード店の歴史、そして、それ以上の何か』/武井進一/mo'des book
❸『帝国』/アントニオ・ネグリ/マイケル・ハート/以文社
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SCB PODCAST#204は『村上春樹 夏帆を読む』です。今年、一番の話題書でもある村上春樹、3年ぶりの長編小説『夏帆─The Tale of KAHO─』を今回の「課題図書」にしてみました。皆様はどのように読みましたか?
『夏帆─The Tale of KAHO─』/村上春樹/新潮社
〈作品紹介〉
「正直いって、君みたいな醜い相手は初めてだよ」 26歳の絵本作家、夏帆は初対面の男にいきなりこう告げられた。とびきり美しくも賢くもなく、ただ少しばかり好奇心の強い彼女は、怒りよりもショックよりも、ただ純粋に驚いた。しかしそれから彼女の周りでは、実にさまざまな奇妙な出来事が起こりはじめる。」
『高田が腑に落ちなかったモーターサイクルの男の心情』(2次創作)
僕は夏帆に会うまで、守護天使というものは、もっと簡単な仕事だと思っていた。
たとえば誰かが道を間違えそうになったら、少しだけ風向きを変える。誰かが階段から落ちそうになったら、落ちる直前に靴紐をほどいてしまう。そういう小さな仕事だ。
ところが実際には、そんなに簡単ではなかった。
人間というのは、自分がどこへ向かっているのかを、本人がいちばんよく知らないからだ。
だから僕は、夏帆にあの言葉を言った。
「君みたいに醜い女に会ったのは初めてだよ」
言葉にしてしまうと、それはひどく単純な文章だった。
僕はモーターサイクルの上にいた。エンジンはまだ熱を持っていて、金属の匂いがした。少し離れたところで自動販売機が低い音を立てていた。午後だったのか夕方だったのか、そのあたりはもうよく覚えていない。
でも夏帆の顔だけは覚えている。
彼女は怒らなかった。
泣きもしなかった。
ただ僕の顔を見て、それからほんの少し首を傾けた。
まるで僕が外国語で何か言ったみたいに。
そのとき僕は、しまった、と思った。
僕は彼女を傷つけるつもりで言ったのではない。
正確に言えば、彼女が傷つくことで、自分自身について何かを発見することを期待していた。
人間は、自分について本当に大切なことを、誰かから親切に教えてもらうことはできない。
自分で見つけなくてはいけない。
だから時々、少し乱暴な言葉が必要になる。
もちろん、それは守護天使として立派な仕事とは言えない。
僕だってそれくらいはわかっている。
でも僕は昔から、立派なことにはあまり向いていなかった。
僕はジャック・ケルアックだった。
ずいぶん昔、僕は道路の上にいた。
夜のアメリカには、道路の数だけ物語があった。ガソリンスタンドの明かり、紙コップのコーヒー、安いホテルの薄いカーテン。ジャズを聴きながら、僕は何度も考えた。
人はどうして走るのだろう、と。
答えは最後までわからなかった。
死んでからもわからなかった。
だから僕は今でも走っている。
ただし今度は、誰かを置き去りにするためではない。
誰かを、自分の物語の始まる場所まで連れていくためだ。
夏帆にも、その場所が必要だった。
彼女はまだ、自分の人生を自分の物語として見ていなかった。
だから僕は「醜い」と言った。
それは彼女の顔についての言葉ではなかった。
僕が言いたかったのは、もっと別のことだった。
君は、自分が何者なのかをまだ知らない。
君は、自分について他人が作った言葉を、自分自身の言葉だと思っている。
そして、それではいけない。
そういう意味だった。
でも、人間にそんなことを説明するわけにはいかない。
説明してしまえば、魔法は消えてしまう。
だから僕は黙っていた。
夏帆も黙っていた。
しばらくして彼女は言った。
「どうして?」
僕は答えなかった。
答えは簡単だった。
僕は彼女の守護天使だったからだ。
そして、守護天使というのは、ときどき自分がいちばん嫌われる役を引き受けなくてはいけない。
僕はモーターサイクルのエンジンをかけた。
エンジンが一度だけ低く咳をした。
僕はその音が好きだった。
生き物が、まだ生きていることを確かめるときの音に似ていた。
僕は夏帆を見た。
彼女はもう僕を見ていなかった。
どこか遠くを見ていた。
そのことに、僕は少し安心した。
人はいつか、自分を見ていた人から目をそらさなくてはならない。
そして自分の道を見る。
僕はアクセルを回した。
道路はどこまでも続いていた。
僕には行くべき場所があり、夏帆にはまだ行くべき場所がなかった。
でも、それでよかった。
行くべき場所がない人間ほど、遠くまで行くことがある。
僕はそういう人間を、昔から嫌いではなかった。
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SCB PODCAST#203は『POOLSeasonBooklist2026TakadaSelect』です。
今回はどこか既視感のあるありがちな
エッセー紹介文風にしてみました。
↓
夏の読書。
夏は、水に近づきたくなる。
朝いちばんのプール。誰もいない水面は空を映していて、飛び込めば世界の音が少しだけ遠くなる。水から上がると、風は同じはずなのに、さっきまでとは違う季節のように感じられる。
本にも、似たところがある。
ページを開く前と閉じたあとでは、世界は何も変わっていない。それでも、目に映るものは少しだけ違っている。
夏の読書は、その小さな変化を楽しむためにあるのかもしれない。
冷えた麦茶を飲みながら。木陰のベンチで。旅先の宿の窓辺で。あるいは、泳いだあとの少し湿った髪のままで。
読む場所は、特別でなくていい。
静かな時間さえあれば、それで十分だ。
SCBPODCASTのブックリストシリーズでは、この季節に手に取りたくなる本を選びました。
物語の中を歩く一冊。
誰かの日常に寄り添うエッセイ。
見慣れた景色を少し違って見せてくれる言葉。
本は答えを教えてくれるものではなく、ときどき、立ち止まる理由をくれる。
忙しい日々のなかでは、何かを終わらせることばかりが増えていく。でも、本を読む時間だけは、何かを進めるためではなく、ただ、その場にいるための時間であってもいい。
だから読書は、少し贅沢だ。
SCBPODCASTでは、一冊の内容を急いで伝えることよりも、その本がまとっている空気や、読み終えたあとに残る静かな余韻を大切にしています。
本を紹介するというより、本のある時間を紹介したい。
そんな気持ちで、このシリーズを続けています。
夏は長いようで、あっという間に過ぎていく。
読みかけの本をバッグに入れて出かける日もあれば、一行しか読めない日もある。それでもいい。本は急がない。いつでも続きを待っていてくれる。
プールへ向かう足取りのように、少しだけ軽く。
この夏は、耳から本に出会ってみませんか。
ページの向こうには、涼しさではなく、静けさがあります。
◾️OnoSelect
❶『このゲームにはゴールがない ――ひとの心の哲学』/古田徹也/筑摩書房
❷『バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学』/朱喜哲』/NHK出版新書
❸『これで駄目なら』/カート・ヴォネガット/飛鳥新社
◾️TakadaSelect
❶『二月のつぎに七月が』/堀江敏幸/講談社
❷『『語るに足る、ささやかな人生』/駒沢敏器/風鯨社
❸『外国語を届ける書店』/白水社編集部/白水社
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SCB PODCAST#202は『POOLSeasonBooklist2026 Ono Select』です。
今回はどこか既視感のあるありがちな
エッセー紹介文風にしてみました。
↓
夏の読書。
夏は、水に近づきたくなる。
朝いちばんのプール。誰もいない水面は空を映していて、飛び込めば世界の音が少しだけ遠くなる。水から上がると、風は同じはずなのに、さっきまでとは違う季節のように感じられる。
本にも、似たところがある。
ページを開く前と閉じたあとでは、世界は何も変わっていない。それでも、目に映るものは少しだけ違っている。
夏の読書は、その小さな変化を楽しむためにあるのかもしれない。
冷えた麦茶を飲みながら。木陰のベンチで。旅先の宿の窓辺で。あるいは、泳いだあとの少し湿った髪のままで。
読む場所は、特別でなくていい。
静かな時間さえあれば、それで十分だ。
SCBPODCASTのブックリストシリーズでは、この季節に手に取りたくなる本を選びました。
物語の中を歩く一冊。
誰かの日常に寄り添うエッセイ。
見慣れた景色を少し違って見せてくれる言葉。
本は答えを教えてくれるものではなく、ときどき、立ち止まる理由をくれる。
忙しい日々のなかでは、何かを終わらせることばかりが増えていく。でも、本を読む時間だけは、何かを進めるためではなく、ただ、その場にいるための時間であってもいい。
だから読書は、少し贅沢だ。
SCBPODCASTでは、一冊の内容を急いで伝えることよりも、その本がまとっている空気や、読み終えたあとに残る静かな余韻を大切にしています。
本を紹介するというより、本のある時間を紹介したい。
そんな気持ちで、このシリーズを続けています。
夏は長いようで、あっという間に過ぎていく。
読みかけの本をバッグに入れて出かける日もあれば、一行しか読めない日もある。それでもいい。本は急がない。いつでも続きを待っていてくれる。
プールへ向かう足取りのように、少しだけ軽く。
この夏は、耳から本に出会ってみませんか。
ページの向こうには、涼しさではなく、静けさがあります。
◾️OnoSelect
❶『このゲームにはゴールがない ――ひとの心の哲学』/古田徹也/筑摩書房
❷『バラバラな世界で共に生きる リチャード・ローティの哲学』/朱喜哲』/NHK出版新書
❸『これで駄目なら』/カート・ヴォネガット/飛鳥新社
◾️TakadaSelect
❶『二月のつぎに七月が』/堀江敏幸/講談社
❷『『語るに足る、ささやかな人生』/駒沢敏器/風鯨社
❸『外国語を届ける書店』/白水社編集部/白水社
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SCB PODCAST#201は『ZINE FEST栃木に行ってみた』です。ただ行ってみただけの感想ですが、良かったらどうぞ。
◾️ONOが会場で買った本
❶『Easy、easy』/MinoriHayashi
❷『I 編む NASUSHIOBARA』
❸『CBYH (Coffee Beat Your Heart)コーヒーと音楽の世界』
◾️TAKADAが会場で買った本
❶『 本なんて読んでも無意味』/モリセ
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SCBPODCAST#200『RainySeasonBooklist2026』
です。2020年5月に始まったこのSCBPODCASTも今回の配信で#200回になりました。いつもご聴取いただきありがとうございます。続けてこれたのも毎回、聴いてくださる皆様がいたからです。これからもどうぞよろしくお願いします。#200なんですが、あまりスペシャルな配信はできなく、ただのブックリストシリーズとなっています。派手さはないですが、地味に長く続けていきます。
【ONO SELECTBOOKS】
❶『平和と愚かさ』/東浩紀/ゲンロン
❷『きらめく共和国』/アンドレス・バルバ/東京創元文庫
❸『福音派―終末論に引き裂かれるアメリカ社会
』/加藤喜之/中公新書
❹『都会なんて夢ばかり』/世田谷ピンポンズ/本の雑誌社
※Takada Selectは最近あまり本が読めていないということで今回はありません。すみません。
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SCB PODCAST#199『RainySeasonBooklist2026〜ウツノミヤブックライツ振り返り回』です。2026年5月16日(土)に開催されたウツノミヤブックライツの振り返り回です。たくさんの方にご来場いただきました。本当にありがとうごさいました。買った本なんかを話しながら、振り返りました。来場していだいた方は、コメントいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
【TAKADAがブックライツで買った本】
❶『感傷は僕の背骨』/世田谷ピンポンズ/本の雑誌社
❷『日々ナイス』/杉田龍彦/ビーナイス
❸『陰の書店員になりたくて!』/有原拾太郎
❹『私が刈り取った男たち』/ジェスミン・ウォード/作品社
❺『文学は割に合う』/アントワーヌ・コンパニョン/作品社
【ONOがブックライツで買った本】
❶『雨雲の集まるとき』/ベッシー・ヘッド/雨雲出版
❷『私が刈り取った男たち』/ジェスミン・ウォード/作品社
❸『都会なんて夢ばかり』/世田谷ピンポンズ/本の雑誌社
❹『ヘビトラ大図鑑 HEAVY DUTY TRADITIONAL』/小林泰彦/トゥー・ヴァージンズ
❺『絶不調にほどがある』/BREWBOOKS
❻『食べること考えること (散文の時間)』/藤原辰史
❼『今を生きるための赤瀬川原平=尾辻克彦』/代わりに読む人/友田とん
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