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「『声』の秘密」特集好評3週目！

今回は声の大きさと、声の高さに注目します。

「人は、言葉に傷つくのではない。音に傷つくのだ。」

―と筆者は言います。

80㏈を越える音は、人を傷つけたり不快にするという説があります。例えば走行中の電車の音、パチンコ屋の店内…

救急車の音も80㏈ですが、敢えて不快にさせる事で人の意識を向けさせる効果もありますね。

そして声の高さについて。高い声、低い声はそれぞれどんな印象をもたらすのでしょうか？

是非お聴きください！

■「『声』の秘密」アン・カープ 著 ／梶山あゆみ 訳

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今週は、尾辻克彦 著「お伽の国の社会人」をご紹介します。

芥川賞作家・尾辻克彦氏…もう一つのペンネーム・赤瀬川 原平と言った方がわかる方も多いでしょうか？

目的のわからない建造物・いわゆるトマソンをコレクションした「東京路上探険記」でも有名な作家であり、芸術家でもあります。

人生を遊び、色々な事を楽しんだ人…そんな彼の書いた短編物語集が「お伽の国の社会人」です。

神様、仏様、桃太郎、かぐや姫、イルカ、ライオン、大根おろし…

唯一無二のお伽の世界に、あなたもはまってみてはいかがでしょうか？

是非お聴きください！

■「お伽の国の社会人」尾辻克彦

☆LBR次回更新は2/17（月）予定。お楽しみに！

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「『声』の秘密」特集2週目です！

例えば学校から帰った時、

「ただいま」「おかえり」

…このたった4文字で、お母さんの機嫌がいいのか？悪いのか？もしかして何か怒っているのか？それらの機微を、今思えば驚くほど読み取っていた…そんな記憶はありませんか？

声と感情は密接な関係があり、それを読み取る力が人には備わっています。「空気を読む」能力と言い換えてもいいかもしれません。

そして逆に、人の声に込められた感情を聞き取らない人が最近増える傾向にあると筆者は語ります。所謂「空気を読まない」人ですね。

この声は何を思っている声なのか？それに思いをはせる事もコミュニケーションの一つの手段かもしれません。

是非お聴きください！

■「『声』の秘密」アン・カープ 著 ／梶山あゆみ 訳

☆LBR次回更新は2/7（金）予定。お楽しみに！

今週は、ジェーン ハーリー 著「よみがえれ思考力」をご紹介します。

情報化社会の中で、子供の教育はどうあるべきなのか？をテーマにした一冊。世界中で翻訳されている名著です。

例えば、子供にテレビを見せすぎてはいけない…という話はよく聞きますよね。しかし具体的にテレビの何が子供に悪いのか？

逆説的に、ではどういった環境を整えてあげるのが望ましいのでしょうか？

教育は時代によって刻々と変化していきますが、変わらない大切な事もまた存在します。それは子供の脳と心を支える事。

是非お聴きください！

■「よみがえれ思考力」ジェーン ハーリー (著) 西村 弁作 (翻訳),原 幸一 (翻訳)

☆LBR次回更新は2/10（月）予定。お楽しみに！

今回は「『声』の秘密」（アン・カープ 著 ／梶山あゆみ 訳）をご紹介！

声は、色々な事を教えてくれます。

例えばとある研究者が、パイロットと管制官の声を分析するだけで彼らがどれだけ疲れているかを判定するシステムを開発しました。

疲労度だけではありません。社会的立場、人種、学歴だって判別可能と筆者は語ります。

大人だけではありません。赤ちゃんの泣き声は、そのひと泣きが何秒かで何を訴えているのかがわかるといいます。

子供から大人まで…私達が日常無意識に使いこなしているの声の力とその秘密を徹底分析！

是非お聴きください！

■「『声』の秘密」アン・カープ 著 ／梶山あゆみ 訳

☆LBR次回更新は2/7（金）予定。お楽しみに！

今週は「考える力とは、問題をシンプルにすることである。」（苅野 進　著）をご紹介！

小学生向けの学習塾を営む苅野先生が、ロジカルな考え方・無駄のない学びの方法を伝授します。

学校では、テストの問題をどれだけ正確に解けるかで評価されるものです。しかし実際の社会では、むしろ「何が問題なのか？どこに問題があったのか？」を見抜く力こそが重要。つまり大切なのは問題を見つけ出す力だと苅野先生は考えます。

そのためにはまず、無理な事・無駄な事をそぎ落とし、物事を極限までシンプルにすればよいのです。

是非お聴きください！

■「考える力とは、問題をシンプルにすることである。」苅野 進

☆LBR次回更新は2/3（月）予定。お楽しみに！

「最後の一文」（半沢幹一）特集もいよいよラスト三週目！

今週は、新海誠 著「小説　言の葉の庭」をご紹介します。

映画「言の葉の庭」を新海監督自ら小説化した一冊。

この小説の最後の一文のポイントは、現在形と過去形の使い分けにありました―。

映画は勿論、小説もまた味わい深い名作です。

新宿御苑の雨の東屋を思い浮かべながら…是非お聴きください！

■「最後の一文」半沢幹一

■「小説　言の葉の庭」新海誠

☆LBR次回更新は1/31（月）予定。お楽しみに！

今週は國分功一郎　著「原子力における哲学」を特集します。

先日、伊方原発差し止めのニュースがありました。

311以降我々にとって避けては通れない命題となった原子力。

この本では原子力の本質的な危険性を早くから指摘していたハイデッガーの言葉を紐解きながら、タイトル通り原子力とは何かを哲学的に考えて行きます。

何故人類は原子力に辿り着いてしまったのか？科学技術の発展は何を意味するのか？原子力の恐怖の正体とは？

「ただ怖いもの」というだけでなく、もっと内在的に原子力を考えてみようという一冊。

是非お聴きください！

■「原子力時代における哲学」國分功一郎

☆LBR次回更新は1/27（月）予定。お楽しみに！

「最後の一文」（半沢幹一）特集二週目！

今週は夏目漱石の「夢十夜」第一夜に注目します。

漱石作品の中でも、「夢十夜」が好きな人は多いのではないでしょうか。

「こんな夢を見た」という冒頭で読者をふわあっと夢の世界に入り込ませる。このような書き出しは、漱石以前には無かったと半沢氏は言います。

そして最後の一文。

「『百年はもう来ていたんだな』とこの時始めて気がついた。」

百年が経つでも百年目が今日だったでもなく、「来ていた」…

まさに漱石の真骨頂。

この他、鬼才・横光利一の「機械」もご紹介！

今回もラスト一文にこだわってじっくり解説します！

是非お聴きください！

■「最後の一文」半沢幹一

■「夢十夜」夏目漱石

青空文庫はこちら

■「機械・春は馬車に乗って」横光利一

青空文庫はこちら

☆part.3は1/27（月）更新。お楽しみに！

☆次回更新は1/24（金）山口先生の朗読企画です！

今週は五戸美樹　著「就活のリアル'２１年度版」を特集します。

元ニッポン放送アナウンサーの五戸さん。以前LBRにも登場頂きましたが、

ご自身の就活経験をもとに、いかに競争率の激しい難関を突破したらよいのか？を伝授しています。

・丸暗記はダメ、絶対！

・独り言ではなく、面接官に語り掛けるように話しましょう。

・大切なのは「どの企業か？」ではなく、「どの業種か？」

などなど…これから就活を始める方もそうでない方も、是非お聴きください！

■「就活のリアル'２１年度版」五戸美樹

☆LBR次回更新は1/20（月）予定。お楽しみに！