大阪のギャラリー、ヨシミ・アーツで、3月17日から29日にかけて「上出惠悟ビューイング展」が開催。新型コロナウィルスの影響で中止となったアートフェア東京2020に同ギャラリーから出展予定だった上出惠悟の作品展示が行われる。九谷焼の歴史を最大限に解釈し、新しい価値を創造する創業140年、九谷焼窯元の六代目にあたる上出長右衛門窯 上出惠悟。本展では、同ギャラリーでの初個展「幽谷」(2011年)の際に制作された展示台を今回再び使用して甘蕉などの作品《静物》や、現在、金沢21世紀美術館で開催中の展覧会「現在地:未来の地図を描くために[2]後期」に出品中の上出長右衛門窯+丸若屋《髑髏 お菓子壷 花詰》と同型の2015年制作の作品を展示するほか、未発表作品も披露される。