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【今回のエピソード】#29 巨大な絵に意味はある?現代アートをつくる私たちが「伝わる作品」を作りたくない理由
美大の卒業制作では、なぜみんな大きい絵を描くのか。大きさそのものに意味がないなら、作品は何によって成立するのか。現代アートをつくる側の素朴な違和感から話し始めます。
マルセル・デュシャンの『泉』やコンセプチュアルアートを手がかりに、社会問題をなぜアートとして表現するのか、言葉で説明できることをなぜ作品にするのかを考えました。
作品をつくることと、作品を人に届けることは同じ仕事なのか。「伝わる作品」を最初から目指すと、作品から何が失われるのか。アーティスト、ギャラリー、批評、発信の役割を分けて考えます。
🎬 SHAVASPACE制作・短編映画『TROLLEY』(日本語字幕)
👉 https://youtu.be/q6ELOJQANvU?si=nuFNch7pprWsIDFL
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🎧 毎週土曜15:00配信
出演:はるな・ケンジ(SHAVASPACE)
湘南からぽっちゃり猫2匹とともにお送りします🐈🐈
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【今回のエピソード】#28 洗練されるほど、人間は伝わらなくなる?『ラブジェネレーション』が思い出させた魅力的な主人公像
『ラブジェネレーション』の“ダサさ”から、洗練だけでは生まれない主人公の魅力と、人の心を動かす表現について考えます。
大瀧詠一の「幸せな結末」を耳にした瞬間、平成の空気へ引き戻されたケンジ。1997年放送の『ラブジェネレーション』を初めて観ながら、広告代理店、電子掲示板、大勢を巻き込む告白など、当時の街や恋愛に流れていた熱量を振り返ります。
全速力で恋人を追いかけ、自分の感情をまっすぐぶつける木村拓哉演じる哲平。余裕がなく、時にはダサく見えるのに、なぜか目が離せない。静かで洗練された令和の表現と比べながら、魅力的な主人公には何が必要なのかを掘り下げます。
さらに、作品の価値は「名作かどうか」だけでは決まらず、作品と自分の間に生まれる関係によって変わるという話へ。懐かしいドラマを入口に、人物の必死さや格好悪さが、なぜ観る人の記憶に残るのかを語りました。
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【今回のエピソード】#27 ドラマづくりは「プロの仕事」だった。『ストレンジャー・シングス』を観て見えたヒットの設計
50時間を超える長編なのに、なぜ見始めると止められないのか。『ストレンジャー・シングス』を一気見したはるなが、怪物やSFだけではない中毒性を振り返ります。
少年たちの成長、恋愛、親子の絆、緊張感のある怪物との対決。いくつもの要素を重ねながら、登場人物同士の関係を動かし続ける。その構成に、はるなは「ヒットする映画のエッセンスを抽出して、アレンジしてまた作品を作った」ような、ドラマづくりのプロの仕事を感じたそうです。
好きな登場人物は、科学オタクで冷静なダスティンと、強がりながらも繊細なマックス。誰に自分を重ねるかで、同じ作品でも見える景色は変わります。創作の立場から見えた、登場人物の描き方や場面転換の音楽の使い方についても話しました。
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【今回のエピソード】#26_ヘミングウェイ『老人と海』のような、一本の架空の巨大魚を作ってみた
ラナンキュラスベーカリーのカーニバルシーンに登場する「祝祭の魚」。1年に1度しか釣れないこの巨大魚のビジュアルが、どうやって生まれたのかを語る回です。
きっかけは、ケンジがはるなさんの描いた魚の絵を見て「カジキマグロっぽい」と気づいたところから。はるなさんは「祝祭の魚」について、カーニバルの中で「食べる」という行為を神聖な体験として描きたかったという想いを説明します。
デザインは4種類の魚のミックス。
カジキの鼻先のソリッドな鋭さ(ヘミングウェイ『老人と海』の巨大カジキへの憧れも参照)、シイラの肉感、沖縄で見たヤマブキベラの非現実的な胸びれ、金魚の流麗な尾びれ。硬さと柔らかさ、男性性と女性性を1匹の魚に共存させる話は、ケンジの絵の哲学にも通じていました。そこから「一緒にご飯を食べる」という行為の生々しさ・神聖さの話にも広がります。
「一緒にご飯を食べるって、とんでもないことやってるって思って一緒に食ってるって、だってすごくない?」
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【今回のエピソード】#25 一人なら二度とやらないと思った展示会が、終わったら「青春」に変わった(Trolley上映・From Noise展示会)
6月1日から14日まで開催していた「From Noise」展。AI映画『Trolley』の上映と、ケンジの絵の展示を振り返る回です。
制作自体は思ったよりスムーズだったのに、当日は音量に関するクレームでどうしたらいいかわからなくなるほどショックを受けた瞬間もあったそう。それでも家族や友人、遠方から来てくれたファンの方まで会場に足を運んでくれて、はるなの父からは「感動したよ」というLINEが届いたのだとか。
「作品を作ると2つの自分がいる」「一人だったら絶対にもう二度とやりたくないと思った」——そんな本音も飛び出しつつ、二人が最後にたどり着いたのは「これが青春だった」という一言でした。
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【今回のエピソード】#24 映画は変化を描く。ドラマは、人間の〇〇を描く。
映画とドラマ——同じ「映像作品」でも、描ける人間の深さがまったく違います。ギレルモ・デル・トロのドラマ『ストレイン』を見ながら気づいた、二つのメディアの本質的な違いを語り合いました。
映画は2時間で人間の変化を描きます。主人公は成長するか、しないか——その一貫性が物語を成立させます。でもドラマは違います。良くなったと思ったら堕落して、また立ち上がって、また揺れて。その起伏こそが、映画には出せないリアルな人間性です。
収束型の映画と、拡散と収束を繰り返すドラマ。その違いは、映像表現だけじゃなく、自分の制作スタイルや、もし自分がキャストとして出るならどちらが向いているか——という問いにまで広がっていきました。
「人生は映画だとか言うけど、いや映画ほどうまくできてないだろうって思った時に、人生はドラマだって言われたらちょっとしっくりくるな」——あなたは、映画派ですか?ドラマ派ですか?
🎬 クリストファー・ノーラン監督『オデュッセイア』9月上映!ギリシャ神話の冒険叙事詩がついに実写化。笑 たぶんこの回でも話題になります。ぜひ劇場へ。
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AI短編映画『TROLLEY』販売・公開中!制作の裏側・未公開シーン・新作の先行公開など、ここでしか見られないコンテンツを公開中。月5ドル・7日間無料体験つき。
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💫 湘南T-SITEで展示した追加映像をPatreonにて無料公開中!
TrolleyのコンセプトムービーとケンジがFrom Noiseのコンセプトを語った動画は無料でご覧いただけます。
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【今回のエピソード】#23 描いていない時間に、何かが育っている——ケンジの絵が語る「距離と創作」の話
1枚の絵の中に、4つの草原が描かれている。それを「窓」と呼ぶのは正しくない、とケンジは言う。
今回は、ケンジの絵を前にしたインタビュー回。「絵とは何か」を常に問いながら描き続けるケンジが、コンセプトを語ります。4分割ではなく「4つの絵」。草原を選んだのは、幼い頃から心の中にある憧れの景色だから。そしてその草原が——夢を見るんじゃないか、と彼は思っている。
海が大きな意識を持ち、地球が白血球としての人間を内包する。胎児が羊水の中で夢を見るなら、海も夢を見ていておかしくない。飛躍しているとわかりながら、でも否定できない——そのギリギリの直感から生まれた作品の話です。
もう一つのテーマは「絵と絵の間」。描いていない時間こそ作品が育つという考えから、絵の中に別の絵の端を忍ばせる。小林秀雄がドラクロアの絵について語った「遠くから見てみたまえ」という言葉も出てきます。
「遠くから見たい。自分の絵から遠ざかりたい」というケンジと、「一点にどっぷり浸りたい」というはるなの制作スタイルの違いも、今回の聴きどころです。
「草原が夢を見ていたら素敵だなっていうところから、まずは始まったんですよ」——このケンジの一言が、絵のすべてを語っています。
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🎬 6/1〜6/14 湘南T-SITEにてSHAVASPACE展示開催中(入場・観覧無料)
AI映画『TROLLEY』とケンジのアート作品を展示。6/13(土)15:00〜19:00はプロジェクター上映もあります。お近くの方はぜひ。
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【今回のエピソード】#22 お寺でオペラを聴いて初めて、「高い音」が怖くなくなった
湘南在住の脚本家・監督のはるなと、日本画アーティスト・プロデューサーのケンジによるSHAVASPACEのPodcastです。
江ノ島・片瀬江ノ島駅近くの龍口寺で、無料のオペラコンサートへ。藤沢市民オペラスペシャルコンサートです。
はるなはずっと、高音のソプラノが少し苦手だったそう。耳にツンとくる感じがして、積極的に聴くジャンルではなかった。でも龍口寺で聴いたソプラノは違いました。力強く突き抜けるのではなく、小さな音で波打つように揺れて、高くなったり低くなったり。「心に弦が張られていたとしたら、それがベーンって鳴る」——そんな共鳴する体験になったそうです。
モーツァルト「皇帝ティートの慈悲」、デッラックア「ヴィラネル」、ドニゼッティ「ランメルモールのルチア」、ドリーブ「ラクメ」花の二重奏……オペラに悲劇と狂気のイメージを持っていた二人が、インドの異国情緒ある華やかな曲に出会って、知らなかった境地を見せてもらった回です。
後半はケンジからの告知。5月丸ごと1日10時間、絵を描き続けた日本画シリーズ「From Noise」がいよいよお披露目です。
---🎬 6/1〜6/14 湘南T-SITEにてSHAVASPACEの展示開催中AI映画『TROLLEY』・ケンジのアート「From Noise」・はるなの選書コーナーを展示しています。お近くの方はぜひ。🎁 SHAVASPACEファンクラブ(Patreon)制作の裏側・未公開シーン・新作の先行公開など、ここでしか見られないコンテンツを公開中。月5ドル・7日間無料体験つき。👉 https://www.patreon.com/cw/SHAVASPACE---🎧 毎週土曜15:00配信出演:はるな・ケンジ(SHAVASPACE)湘南からぽっちゃり猫2匹とともにお送りします🐈🐈公式サイト: https://shavaspace.com/SNS: Instagram / Threads @shavaspace
【今回のエピソード】
ドストエフスキー『貧しき人々』を3週にわたって読み解いてきた最終回。今回は「貧困の仕組み」と「貧困の連鎖」をテーマに、 はるなとケンジが小説から受け取った気づきを語ります。
お金持ちと貧しい人の間は、なだらかなグラデーションではなく明確な「層」に分かれているのではないか。主人公マカールが「閣下」こと上司から渡された100ルーブルで、見える世界そのものが変わる場面、二人が「構造」によって引き裂かれていく結末までを丁寧に追いかけます。
ヒロイン・ワーレンカが愛より生存を選ぶ場面では、「愛は金に勝てないのか」という根源的な問いが立ち上がります。文学の話のはずなのに、いつのまにか自分の毎日と地続きになっていく回です。
🎧SHAVASPACE RADIO| 毎週土曜15:00配信
出演:はるな(脚本・監督)・ケンジ(アーティスト)
湘南を拠点に活動する3人のクリエイティブチームの制作陣が、少し深い話や作品へのこだわりをお話しする番組です。
▼SHAVASPACEとは?
映画制作・アート制作をメインに創作活動を行っています。
-映画処女作「TROLLEY」2作目「ラナンキュラス・ベーカリー」(制作中)。
映画は、はるなが脚本・監督・演出も行っています。
-アーティストのケンジは映画からインスピレーションを受けたアートを制作。
日本画技法も用いて抽象的でケンジにしかできない表現が特徴です。
-美術教育講座の販売も行っています。嬉しいことに受講者数7000人超!
公式サイト: https://shavaspace.com
!!NEW!!
▼ 6/1〜6/14 蔦屋書店 湘南T-SITEにてTROLLEY上映・ケンジ新作展示
https://shavaspace.com/magazine/news/t-site/
▼ Patreon(制作の裏話・進捗、活動の支援など)
https://www.patreon.com/cw/SHAVASPACE
▼1作目「TROLLEY」のフルバージョン
https://www.patreon.com/posts/trolley-150920177?source=storefront
▼SNS
-Instagram https://www.instagram.com/shavaspace/
-Threads https://www.threads.com/@shavaspace/
【今回のエピソード】#20 ドストエフスキー『貧しき人々』後編 — 心の貧しさとは何か
タイトルの「貧しさ」とは何なのか。経済的貧しさの奥にある「心の貧しさ」を語った回。
主人公マカールは、最初は薄給でも趣味の小説と仕事に満ち足りていた男。それが愛するワーレンカに「もっといい靴を」と言われ、職場で噂され、徐々に身なりや世間の目を気にするようになっていきます。穴の開いた靴に「明日どんな靴で役所に行けばいいのか心臓がドキドキする」と書くまでに変わってしまう描写を、二人で読み解いていきます。
そこからケンジは、大学時代にブランド服を買い始めた頃の話を。「2万円のズボンも2千円のズボンも変わらねえよ」と父に言われた一言が、今になって沁みるそう。一方はるなは、家が全焼してブランドから自由になった友人の話、中国人同僚から教わった「富を見せびらかす文化」への違和感を語ります。
「自分の幸せを人に見せないといけない、それが一番大変」——はるなのこの一言が、この回の核心です。
来週は同じ小説の最終回。「貧困は仕組みから生まれる」「貧困は連鎖する」を扱います。
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🎬 6/1〜6/14 湘南T-SITEにてSHAVASPACEの展示開催中
AI映画『TROLLEY』とケンジのアート作品を展示しています。お近くの方はぜひ。
🎁 SHAVASPACEファンクラブ(Patreon)
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👉 https://www.patreon.com/cw/SHAVASPACE
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出演:はるな・ケンジ(SHAVASPACE)
湘南からぽっちゃり猫2匹とともにお送りします🐈🐈
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SNS: Instagram @shava_space / Threads @shavaspace
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