顧客に「驚き」や「発見」を提供しようと躍起になっていませんか。その攻めの姿勢が、今の若者には「ストレス」と感じられているかもしれません。
JTB総合研究所の調査によれば、今の若年層は旅に冒険ではなく「心の平穏」を求めています。
かつての旅は、トラブルさえも醍醐味でしたが、今は「予想外の出来事は起きてほしくない」と考える層が急増しています。
これは、タイパならぬ、心の安らぎを重視する「メンタルパフォーマンス」、略してメンパ志向の現れです。
経営者が陥る思考のコリは、「新しい体験こそが価値だ」という思い込みです。
しかし、情報過多の現代、脳は未知の刺激よりも「知っていることの確認」に快感を覚えるようになっています。
SNSで見た景色を自分の目で確認し、同じ写真を撮る。この「答え合わせ」のプロセスこそが、今の消費者の安心と満足につながっています。
明日から試してほしいマインドセットは、商品から「意外性」を排除し、徹底的に「可視化」することです。
口コミや混雑状況、所要時間を事前にさらけ出し、失敗する確率をゼロに近づけてください。
「行ってみるまでわからない」という不確実性を排除し、顧客に「想像通りの安心」を届けること。
この引き算のサービス設計が、不安な時代に選ばれるための最短ルートになります。
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