『神社で話しかけられる時』

神社やお寺、歴史のある建物や、
誰かの“想い”が静かに残る場所——
そんな場所で、ふと話しかけられたように感じたことはありますか？

今回は、ある神社とその隣のお寺で、
風に導かれるように歩いた先で出会った“気配”についてお話しています。
それは人ではなく、静かな想い。
切なくて、やさしくて、誠実で、
自然を深く愛している何か。

ゆっくり耳を澄ませたくなる、
心の奥に届くような時間をどうぞ。

(書き起こし)

こんにちは。 

Between the Whispers, 

こだまラジオへようこそ。 Nizuki Maiです。

風がさぁっと吹いた瞬間、

誰もいない神社で、

「こっちだよ」って声が聞こえました。

今日は、神社とその隣にある小さなお寺で出会った、

とある“想い”についてお話しています。

静かに、でも確かに。

心の奥に届いてくるような声。

ぜひ、耳を澄ませて聴いてみてください。

神社で話しかけられる時

When a shrine speaks to you

神社で、話しかけられたことはありますか？

Have you ever been spoken to at a shrine?

日本の神社やお寺に限らず、

世界中の歴史ある場所や、

誰かの「想い」が深く宿る場所に行くと——

私は、声を感じます。

さぁって風が吹いて、

「やぁ、こんにちは。」って、

やさしく話しかけてくるんです。

見るべきものはたくさんあるけれど、

「ここにきてね」って風とともに教えてくれる。

その声に導かれるまま行くと、

たいていそこは誰もいない静かな場所で、

風に揺れる木々の音や、

鳥のさえずり、

森の歌が聞こえてきます。

風がさぁーっと吹いた瞬間、

自分の周りだけ、

時が止まったような別の空間になる。

今日、とある神社に行きました。

神社と、隣にある小さなお寺。

「こっちだよ〜」って声に導かれ、

そのまま進んだ先で出会ったのは——

切なくて

やさしくて

誠実で、

自然を深く愛する、

そんな“想い”でした。

このラジオは、 アーティスト・作家として活動する nizuki Mai が、 日々の感覚、こだまの声、 詩や言葉を “音” で届けていく 静かな空間です。

夜に耳をすませたくなるような、 心の奥の風景と出会うような 時間をお届けします。