ヨハネの福音書1章14節の「住まわれた」は、ギリシャ語で「幕屋した」という言葉です。イエス・キリスト御自身が、より優れた真の幕屋として来られた——ヨハネはそう告げています。
このエピソードでは、出エジプト記25章から40章を取り上げます。幕屋の細かな設計図がなぜこれほど詳しく書かれているのか、幕屋とエデンの園との繋がり、神様の足台としての契約の箱の意味を見ていきます。また、金の子牛の事件を通して、人の内側が変えられなければ神から離れ続けるという、聖書全体に流れるテーマを考えます。モーセが「どうか私の名をあなたの書物から消し去ってください」と民のために取りなす場面、そして幕屋が完成し神の栄光がそこを満たす、出エジプト記のクライマックスまでをたどります。創世記3章以来、神が初めてご自分の民の間に住まわれるこの大きな出来事が、イエス・キリストへとどのようにつながっていくのかを考える回です。