20日、シードリングが春のビッグマッチとなるカルッツかわさき大会を開催し、『風南(ふうな)ユキ』が高瀬みゆきを相手に初めてのリングに立った。団体代表の南月たいようから1文字を受け継いだユキは鳥取県出身の28歳。左腕の負傷で出せる技に制限が課される中でエルボーやドロップキックを繰り出していくユキに、高瀬はカミカゼからのダイビング・ギロチンですりーかうんと。ユキは試合後も握手に応じずつかみかかるなど、気の強さを見せつけた。 バックステージでユキは「気持ちは十分あったんですが…120%の力で臨めなかったことがすごく悔しい。南月さんからたくさん教わったことを、しっかり心の中に持ちながら試合できた。それは出せたと思います」とコメント。「どんなレスラーになりたいか?」という問いには「どんなレスラーにでもなってやります」と言い切った。 また、昨年4月にデビューした光芽ミリアはセンダイガールズのYUNAを相手に初公開のジャーマン・スープレックスですりーかうんと。初めての自力勝利を上げてみせた。