「ロボットが代わりに巡礼路を歩いても、私が歩いたことは全く代替されない」。前半の巡礼の話を受けて、後半はセンス(感覚)の話へ。AIは膨大なデータからセンスの良さを模倣できるが、光が網膜を叩いて電気信号になる人間の知覚メカニズムそのものは再現していない。嗅覚・味覚・触覚に至ればなおさら。「最高の音楽」や「最高の絵」を1位に決められないのはなぜか、良さとは「他の形もあり得た中でこの形を取ったこと」に宿るのではないか、という仮説。最適解を100社が追いかけると同じ場所に着いてしまう競争戦略の話、ベストは存在するはずだと信じる西洋的な前提への違和感も。技術トレンドとしては「IQ 300を目指す方向」から「簡単な問題を爆速で解く方向」への話題の切り替わり(TypeSafe AI の Jev のような System 1 型モデルの台頭)、パーソナルAIエージェントの多様化を扱い、最後に人間に残るコアを3つ(センス、パッション、ウィズダム)として言い切る。収録中に言及した関連記事(英語): Through the AI Dread: Widen the Loop, Hold the Core https://shugenwithai.substack.com/p/through-the-ai-dread-widen-the-loop