南青山の片隅でクラシック酔談

その9『流行り、トレンド、いまむかし。クラシックに流行がある?の?』


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百年前など当たり前、もっと古い時代の作品を演奏しているクラシック音楽。でも演奏家たちもリスナーたちも「今」を生きている以上、そこに折々の「今らしさ」が何かしら滲み出ないはずはありません。では、それは「流行」と呼ぶようなものなのでしょうか?録音物の変化やその前史も含め、4人の人生経験から数世紀前の状況まで、今回も話題は思わぬ転がり方をみせ……。

背景に流れるのは、今年(2022年)に生誕400年を迎えたかもしれない17世紀フランスの名ヴィオラ・ダ・ガンバ奏者Jean Lacquemant, dit sieur du Buisson(ジャン・ラックマンまたはデュ・ビュイッソン氏)の前奏曲、ポーランドのクラクフに残されていた写本からの曲です。

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南青山の片隅でクラシック酔談By 南青山マンダラでクラシック音楽について語る会