札幌ドームに限らず、箱物三セクの成否の分かれ目は、需要予測に見合うだけの事前整備と、収益の柱となるコンテンツに対する尊厳を無碍にしない事です。ココを忘れて、目先の収益や血税による損失補填をアテにするのは、納税者やイベント主催者、そこに集まるファンを愚弄する行為であり、嫌われて当然です。
USJとて、元々は三セクでワーナーブラザーズ社と提携して開業した訳ですが、当初は大阪市や大阪府の“役人上がり”が経営幹部にいて胡座掻いてた為、開業から数年間は“お荷物”だった訳ですが、トップが民間人に刷新した途端に現行の姿へと変貌した訳であり、如何に客商売をやる上で“何が必要”であるかの観察と配慮、整備のあり方が、大阪府と大阪市に問われた訳です。
つまり、“お上の後ろ盾”に縋り、横柄な事をやってると、知らないうちに客足は遠退き、出資者や主催者からも嫌われ、住民からも“税の無駄”として叩かれる事になるのです。