ここのところメディアへの露出は減ったスタイルズ・Pだが、率直な意見を物申す姿勢は何も変わっていない。ヨンカーズ出身のラップレジェンドのスタイルズは、ソーシャルメディアで話題が尽きないドレイクと、カニエ・ウェストのビーフに関して、過去最大級にくだらない話だと自身の考えを述べた。
“価値のないバトルだよ。ただプライドの高い身勝手な二人の争いさ。考えてみなよ。一人は自分のことを世界一女にモテる男だとアルバムを名付けてて、もう一人はアルバムを亡くなった母の名前から名付けるほどスピリチュアルな話をしている。どうやってこの二人の作品を比べるんだ?”と、スタイルズは、チャド・オチョチンコのインタビューに答えた。
スタイルズは両者のアルバムをそれぞれ評価しており、ドレイクのサーティファイド・ラバー・ボーイの方が全体的に音楽の質としては高く、逆にカニエのアルバム、ドンダの方は、歌詞の内容が良かったとした。ただ、あまりにも内容の違う二つのプロジェクトを比較することに意味がないと指摘し、スタイルズはこう付け足した。”片方はキリストとか死んだ母の話をしている。もう片方は金だとか、女だとか、富を得た自分を妬むヘイターなどの話をしている。こいつらは結局喧嘩なんかしない。どちらがベストドレッサーか、どちらがより高い時計をしているか、どちらが俺も聞いたことがない画家の絵を持ってるとか、正直もうどうでもいいよ。こいつらたぶん、裏ではハグでもしてるんじゃないか?正直に言おうか?二人とも、シャッタ・ファカップだ。”と、ヨンカーズのラップレジェンドは、重鎮らしい、独自の主張をした。