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平野友康 × 野口岳 対談:文化を紐解く旅と“公家的生き方”
平野友康: 2024年12月17日火曜日午後10時になるところです。こんばんは、京都からお届けしています。今日は野口岳くんと一緒です。
野口岳: こんばんは!先ほどまでうどんを食べてましたね(笑)。その後、また源鳳院に戻ってきました。
平野: 明日は岡崎にある山科伯爵邸・源鳳院で、加藤由紀子さんたちにインタビューする予定なんだよね。予習してたら素晴らしい記事を見つけて、ぜひ紹介したいと思って。
野口: それが「ジャパンクラフトウィーク」の連載記事ですね。「文化を愛でる旅に出る」というテーマで。これ、読みながら話してみましょうか。
平野: まずこの記事の導入部分が素晴らしいんだよ。「文化を愛する旅とは、その地の文脈を知り、学び、触れること」。ただの観光ではなく、文化そのものに向き合う旅なんだね。
野口: 工芸、建築、自社仏閣、芸能、食生活、そしてその地の人々の生き方までを含めた旅だと。この視点、深いですよね。
平野: 記事では、源鳳院の歴史や山科家の背景にも触れているね。1920年に建てられたこの建物は、山科家の文化的役割が詰まった場所なんだ。
平野: 記事で触れている「公家的生き方」っていう考え方、興味深いよね。公道、つまり“公の道”という新しい言葉を提案しているんだ。
野口: 武士道が日本の精神として知られているけれど、公家の生き方はまた違う。リアリストで、時代に応じた柔軟な対応をしてきた背景があるんですね。
平野: 武士道が「強さ」や「戦い」を重視しているのに対し、公家は「継承」や「文化の保存」を大事にしている。これを現代にどう活かすか、という話だね。
平野: 実際、文化を守るというより、継承していくのが公家的な役割だと記事で語られている。たとえば、天皇家が2000年以上続いているのも、そうした生き方の象徴だと思う。
野口: 現代ではAIやテクノロジーの進化で価値観も変わっているけど、だからこそ、この「公家的な視点」が重要なんじゃないでしょうか。
平野: 僕たちもこの記事から学んで、公家的な生き方を自分たちのものとして活かせるんじゃないかと思う。明日、加藤由紀子さんに詳しく伺うのが楽しみだね。
野口: ぜひ直接聞いてみたいですね。この“公道”という新しいコンセプト、もっと深掘りしてみたいです。
酒井一途さんの記事
https://craftweek.jp/column/70424?fbclid=IwY2xjawHOaxBleHRuA2FlbQIxMAABHZ-kvowIz0bvECvnvPQojieqwItkaZLW5V8-STjghOj4hfgl4eoqkOUPLg_aem_HpkO_mgehzA-YR9tWKj57w
平野友康 × 野口岳 対談:文化を紐解く旅と“公家的生き方”
平野友康: 2024年12月17日火曜日午後10時になるところです。こんばんは、京都からお届けしています。今日は野口岳くんと一緒です。
野口岳: こんばんは!先ほどまでうどんを食べてましたね(笑)。その後、また源鳳院に戻ってきました。
平野: 明日は岡崎にある山科伯爵邸・源鳳院で、加藤由紀子さんたちにインタビューする予定なんだよね。予習してたら素晴らしい記事を見つけて、ぜひ紹介したいと思って。
野口: それが「ジャパンクラフトウィーク」の連載記事ですね。「文化を愛でる旅に出る」というテーマで。これ、読みながら話してみましょうか。
平野: まずこの記事の導入部分が素晴らしいんだよ。「文化を愛する旅とは、その地の文脈を知り、学び、触れること」。ただの観光ではなく、文化そのものに向き合う旅なんだね。
野口: 工芸、建築、自社仏閣、芸能、食生活、そしてその地の人々の生き方までを含めた旅だと。この視点、深いですよね。
平野: 記事では、源鳳院の歴史や山科家の背景にも触れているね。1920年に建てられたこの建物は、山科家の文化的役割が詰まった場所なんだ。
平野: 記事で触れている「公家的生き方」っていう考え方、興味深いよね。公道、つまり“公の道”という新しい言葉を提案しているんだ。
野口: 武士道が日本の精神として知られているけれど、公家の生き方はまた違う。リアリストで、時代に応じた柔軟な対応をしてきた背景があるんですね。
平野: 武士道が「強さ」や「戦い」を重視しているのに対し、公家は「継承」や「文化の保存」を大事にしている。これを現代にどう活かすか、という話だね。
平野: 実際、文化を守るというより、継承していくのが公家的な役割だと記事で語られている。たとえば、天皇家が2000年以上続いているのも、そうした生き方の象徴だと思う。
野口: 現代ではAIやテクノロジーの進化で価値観も変わっているけど、だからこそ、この「公家的な視点」が重要なんじゃないでしょうか。
平野: 僕たちもこの記事から学んで、公家的な生き方を自分たちのものとして活かせるんじゃないかと思う。明日、加藤由紀子さんに詳しく伺うのが楽しみだね。
野口: ぜひ直接聞いてみたいですね。この“公道”という新しいコンセプト、もっと深掘りしてみたいです。
酒井一途さんの記事
https://craftweek.jp/column/70424?fbclid=IwY2xjawHOaxBleHRuA2FlbQIxMAABHZ-kvowIz0bvECvnvPQojieqwItkaZLW5V8-STjghOj4hfgl4eoqkOUPLg_aem_HpkO_mgehzA-YR9tWKj57w