日本保守党代表・百田尚樹氏は、高市早苗総理による衆議院解散会見をどう受け止めたのか。
第一声は、意外にも政策論ではなかった。
「一言で言うと、長い。30分は長すぎる」
百田尚樹氏が高市総理の衆議院解散会見を一刀両断 長すぎる演説と語られなかった重大政策
https://youtu.be/otQpshTW3To
百田氏は、演説の長さだけでなく、その中身と語り方に強い違和感を示します。
「半分、いや3分の1で十分。芝居くさい割に、胸を打つものがなかった」
解散理由として語られた「総理信任選挙」という言葉にも、即座に疑問を投げかけました。
日本は大統領制ではない。
政策を問う選挙ならまだしも、自分自身を信任するための選挙に聞こえるのはおかしいのではないか。
百田氏が本当に失望したと語ったのは、語られた政策よりも、語られなかったテーマでした。
食料品の消費税ゼロには触れたものの、それは期間限定。
与党である以上、「なぜ今までやらなかったのか」という疑問が残ります。
一方で、電気代高騰の原因ともされる再生可能エネルギー政策には言及なし。
さらに、日本の将来に大きな影響を与える移民問題については、30分間で一言も語られませんでした。
「未来に責任を持つと言っていたが、日本の未来に一番影を落としているのが移民問題でしょう」
演説で繰り返された「私は逃げない」という言葉に対し、百田氏はこう切り返します。
「いや、移民問題からは逃げてますよ」
印象的だったのは、言葉の使われ方まで見ていた点です。
「安心」という言葉が、確認しただけでも5、6回。
しかし、何にどう安心できるのかは、最後まで見えてこなかった。
だからこそ、日本保守党は三つだけを訴えると言います。
減税によって国民の使えるお金を増やすこと。
再生可能エネルギーを止め、安定した電力を取り戻すこと。
そして、移民問題を正面から議論し、解決すること。
百田尚樹氏の受け答えは、高市総理が何を語ったかだけでなく、
何をごまかし、何から目をそらしたのかを浮かび上がらせる内容でした。
政治ニュースの裏側を、言葉と論点から読み解きます。